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ヤフオクで蔓延している詐欺について解説します!【2020年最新】

ヤフオクは、せどりの仕入れにも使えますし販路として使えるので非常に便利なツールです。

しかし、最近ではヤフオクを利用した詐欺行為も蔓延しているので注意しなければなりません。

 

「最近蔓延している詐欺行為について知りたい!」

「詐欺にあったときの対処法を教えてほしい!」

「ヤフオクで詐欺にあわない対策はある?」

 

この様な悩みを抱えている人のために、今回はヤフオク詐欺について解説していきたいと思います!

落札した商品が届かないということもあるようで、お金だけ搾取されてしまう人も少なくありません。

 

今回は、ヤフオク詐欺の事例を紹介しつつ被害にあわないための対策も解説していきます!少しでも、詐欺に遭いたくない人は必見です!

 

結論

個人取引は詐欺行為が多い

ヤフオクには返金補償制度がある

出品者情報を把握するのが一番の対策

ヤフオク詐欺は本当にあるの?:序章

この記事を読んでいる人は、ヤフオクを使って仕入れをしたことがある人や、商品を購入した人も多いと思います。

また、中には「自分も実際に詐欺にあった」という人もいるのではないでしょうか。

 

実際、ヤフオク詐欺というのが被害が蔓延しており、ヤフオクのみならず”メルカリ・ラクマ”といったフリマアプリでも行われています。

ネット通販・個人取引のサイトやアプリでは、特に詐欺が発生しやすいので注意したいところです。

 

公式のショップとは異なりますし、個人取引の唯一のデメリットといえますね!
こればかりは仕方ないけど、評価とかを見て優良出品者から仕入れをすることが重要ね!

 

ヤフオクの典型的な詐欺ですが、下記が挙げられます。

 

商品が発送されない

入金の確認が取れない

偽物が届いたと返品される

 

商品が発送されないというトラブルは、蔓延しつつあるというよりも昔からあるヤフオク詐欺です。

近年では、”詐欺かどうかわからない”というケースもあるようです。

 

仮に、ヤフオクを使うのに慣れていて、せどりで日常的に使っている人でもだまされてしまう可能性も少なくありません。

ヤフオク詐欺で実際にある事例を4つ紹介します!

ヤフオクでは詐欺行為が蔓延していることが分かったところで、実際にある事例を紹介していきたいと思います。

全出品者がそうとは限りませんが、中には悪質な人がいることもしっかり把握しておきましょう。

 

具体的な事例ですが、下記が挙げられます。

 

落札した商品と違う

別垢を使った入札価格つり上げ詐欺

先行販売されている商品の購入権を買わせる詐欺

落札者がキャンセルをしたことに伴う詐欺

 

僕も被害にあったことがあるのが、落札した商品と違うという詐欺です。

商品の箱は同じでしたが、中に入っている商品が違うというもの。

 

問い合わせをしたら対応してくれましたが、返金対応ではなく”Amazonギフト券”での返金でした…笑

 

新手の詐欺もいいところですね!笑 少し腹が立ちます!

落札した商品と違う

こちらのパターンですが、大きく分けて二つに分けられます。

 

正規品と表記されていたが偽物だった

そもそも違う商品だった

 

まず、ヤフオクやフリマアプリを中心に流行しているのが、偽物の出品です。

ブランド品にありがちですが、最近では社会問題となり、逮捕者も続出しています。

 

 

2020年では、最多の100万点以上が税関で差し止められたといいます。

近年では、中高生が偽ブランド品を身に着けて街を歩いていることがあり、そのくらい浸透してきたと思うと少し悲しくなりますね…

 

ヤフオクには、そういう商品が蔓延しているので、仕入れる際は注意したいところです。

特に、下記の状態の商品は仕入れないようにしましょう。

 

  • 定価よりも露骨に安い商品
  • 新品価格でも破格
  • 付属品が異なる

 

”自分は偽物にはだまされない”と思っていても、案外引っかかることがあります。

最近はハイグレードコピーといって、本物と同じ素材を使った商品まで製造されており、質屋・鑑定士でも見分けるのが困難な商品も少なくありません。

 

 

例えば、こちらの商品ですが”クリスチャンルブタン”の財布になります。

付属品がそろって正規品に見えますが、レシートも偽物ですし、箱の質感も違うので正規品ではありません。

 

それに、右側に移っている赤いカードは本来付属しないものなので、これだけで偽物とわかります。

ちなみに下記の動画では、実際に偽物商品を購入して、何が違うのかを解説しているので参考になると思います。

 

 

こういう商品はヤフオクで多く見かけますね… 仕入れないようにしないと…

 

次に、僕が実際にヤフオク仕入れをしているときに被害にあった事例です。

ヤフオクを使って、Webカメラを仕入れたのですが、そちらの中身が違いました。

 

 

現在では廃盤になっているモデルの、”ロジクールC920”というモデルのカメラです。

Webカメラでは結構主流であり、最近では企業でも使っている人が多いほど。

 

こちらの商品が、中古で5,000円であり、当時の相場よりも4割近く安かったので仕入れました。

すると、届いた商品は下記のタイプだったのです…

 

 

同じロジクールというメーカーに変わりはありませんが、カメラの型番が異なります。

画質も悪いですし、仕入れたところで利益にならない商品です。

 

新品で仕入れても2,000円程度しかしない商品を、5,000円で送りつけられてしまいました…

当然、出品者に連絡して返金を求めましたが、しばらくしてからAmazonギフト券のコードが送られてきました。

 

「これで返金処理してください」と一言来たので、さすがに運営に通報。

その後、アカウントを見ると削除されていたのですが、よくよく見ると評価も少なく日常的にそういうことをしている人と予測されますね!

 

そういう人は、どこでも詐欺をしたがるから要注意ね!

別垢を使った入札価格つり上げ詐欺

つぎに、別垢を使った入札価格つり上げ詐欺です。

ヤフオクでは、即決価格が設定されている商品の他に、入札方式で価格を決めるものがあります。

 

 

この様に、開始の値段を設定してそこから入札していくことで価格が決まっていくスタイルです。

ユーザーからすると、少しでも安く落札できたほうが得をしますし、その分利益になります。

 

しかし、この方式で注意しなければならないのが、別垢を使ったつり上げ詐欺です。

例えば、下記の商品。

 

 

即決価格が4万円と指定されていますが、1円スタートで入札できる商品です。

最高の落札価格が4万円なだけで、入札がなければ1~2万円で落札される可能性もある商品。

 

出品者からすると、それでは利益になりませんよね…
4万円前後で利益になるから、3.5万円ほどまで入札を上げる必要があるわ!

 

その際に利用するのが、入札つり上げ詐欺です。

本来、出品者は自分の商品に入札することはできませんが、別垢を使って入札することはできます。
※登録には電話番号認証が必要です

 

格安SIM等を契約して、アカウントを作成する人もいるようですが、入札があり次第3.5万円まで入札して価格を釣り上げていきます。

希望の価格になるまで、別垢を使って価格を吊り上げていくので、実質出品者の希望価格まで上がらないと入札することができないのです。

 

あくまでも推測ですが、個人・ストアにかかわらず、つり上げ詐欺をしている人は少なくありません。

 

 

 

実際に、つり上げ詐欺に遭った人がTwitterにつぶやいていました。

日常的に行われていることなので、ヤフオクを利用する際は注意したほうがよさそうです。

先行販売されている商品の購入権を買わせる詐欺

ヤフオクで近年蔓延しつつあるのが、先行販売されている商品を購入させるというものです。

どういうことかというと、”先行販売される商品を優先的に購入できる権利を与える”というイメージです。

 

例えば、2か月先に販売される商品があるとして、予約・抽選限定でしか購入できないものがあるとします。

本当に欲しい人からすると、”確実に購入できる権利”があるなら、購入したいものですよね!

 

それが本当なら、少し割高でも購入しちゃうと思います!

 

形式上は、”商品の予約”という名目で購入することになるのですが、販売しても実際に商品を発送せずにお金だけ搾取されるのが具体的な手口です。

 

https://twitter.com/riraguma1012/status/563157572513824768?s=20

 

”予約権利”として販売している人が多く、言葉巧みにだましています。

時計の件を例に挙げると、商品説明文には下記の内容で書かれています。

 

 

商品を予約して、販売店から直接商品を送らせるというもの。

要は、「予約するからその代わり手間賃としてお金払ってね」というイメージです!笑

 

商品が実際に送られてこないケースもあるので、利用しないのがベストです!

さらに、入金してから商品が届くまでに期間が空くので、その期間中に相手がアカウントを削除することもあるようです。

 

それで、結局足がつかなくなってしまい、泣き寝入りすることも少なくないとのこと…

落札者がキャンセルをしたことに伴う詐欺

最後に、落札者がキャンセルしたことを理由にした詐欺行為です。

こちらは、ブランド品・カメラといった高額な商品にありがちですが、下記のメッセージが届きます。

 

「落札者によるキャンセルで購入する機会があなたに移りました」

 

出品者と名乗る人から連絡が来て、相手が指定する銀行口座にお金を振り込ませるという手法です。

しかし、ヤフオクで取引を持ち掛けることはなく、別のサイトか独自で作った詐欺サイトに誘導して外部取引を持ち掛けるのが特徴の一つです。

 

手口が巧妙すぎて、結構わかりづらいかもしれませんね…

 

ただ、入札もしていない人からいきなりメッセージが来た場合は、身に覚えないメッセージが届くのでわかります!

その他似ているもので言うと、個人情報を抜き取られるというもの。

 

 

手口は様々ですが、あらゆる形で個人情報を抜き取られることがあるようです。

この様に、実際に詐欺にあったという人も存在するので、注意しなければなりません。

 

最近では、”無料で商品をお譲りするので住所を教えてください”という連絡が来るようです。

口座情報だけではなく、その他の住所や名前などの個人情報も抜き取られる可能性があるので注意しましょう。

 

また、あなたが出品者の場合も要注意です!

最近では、出品者を対象に、巧妙な詐欺も行われているようです。

 

海外の銀行を装って個人情報を抜き取る詐欺

配送した商品が届かない

お金を振り込まれない

 

この様なトラブルが頻発しているので、被害にあわないためにもしっかり意識しておきましょう。

海外の業者だと、言語が通じないこともありますし、そのまま返金されないで終わるということも少なくありません。

ヤフオク詐欺にあわないためにできる3つの対策!

ヤフオクでは、詐欺行為が頻発していることがわかりましたが、いつ被害に遭うかわかりません。

実際、僕も無意識のうちに別の商材をつかまれてしまったので、誰でも起こりうることといえるでしょう。

 

ヤフオク詐欺に遭いたくないと思っている人は、普段から対策することも可能です。

具体的な対策は、下記の通り。

 

商品説明文を熟読する

出品者の評価を確認する

出品商品一覧を隅々までチェックする

 

特に、ヤフオク詐欺に遭わないためにできることは、出品者の評価を確認することです。

詐欺行為をしている人は、著しく評価が悪い人が多いので、そういう人と取引をしなければ問題ありません。

 

しっかり意識して、入札していけば問題なさそうね!

商品説明文を熟読する

まず、ヤフオク詐欺を行っている人は、商品説明文に様々な表記をしています。

その中でも特に多いのが、下記の文章です。

 

ノークレーム・ノーリターン

販売許可をもらっています

この商品の購入権です

 

特に、ノークレーム・ノーリターンでお願いしますという文言は、詐欺の可能性が高いので注意しましょう。

しかし、これは僕が出品しているページでも使っているので、どういう商品なのかということを把握することが重要です。

 

 

例えば、こちらの商品。

ジャンク品という明記があり、説明文にもジャンクの詳細が書かれています。

 

この場合は、購入したところで”ジャンク品”とわかった上で購入することになるため、ノークレームというのはわかります。

 

壊れていることをわかって入札するわけですし、入札者に責任がありますからね!

 

しかし、”ブランド品・商標品”等の商品で”ノークレーム・ノーリターン”という表記があるのは怪しいです。

というのも、偽物の可能性があるからです。

 

 

こちらは、人気ブランド”クリスチャンルブタン”の財布の商品説明文です。

出品者は、中古品として出品していますが、説明文の最後に”ノークレーム・ノーリターン”でお願いしますと書かれています。

 

商品画像を見る限り、正規品のように見えますが、実は偽物です。

 

 

こちらが実際の商品画像ですが、ファスナーの色に注目してもらいたいのですが、若干色が異なることがわかると思います。

外側のチャックの色はシルバーで、中の小銭入れの部分はゴールドです。

 

本来、ここの色は統一されていなければならないので、中古品の偽物ということになります。

わざと使用感を出して、”本物ですよ”という人も多く、中古品につきノークレームノーリターンで出しているパターンです。

 

こういうことを避ける意味でも、個人からではなくストアから買うべきですね…
ストアなら、偽物を取り扱っていることもないし安心よ!

 

また、最近横行しているのが購入権を与えるという詐欺です。

 

 

こちらは、実際に落札されていた購入権の概要です。

セブンイレブン等で、購入権を発行して商品とは別に料金を請求するというもの。

 

権利を購入すれば、購入が確約できるということもあって落札する人も多いですが、これを利用した詐欺が頻発しています。

購入権というのは、あくまでも架空のものであり、実在しないものです。

 

形がないものに、お金をつけるのは難しいわ…

 

こちらの商品は、販売から2か月以上前に落札されたものであり、場合によっては購入したのを忘れてしまうこともあります。

 

 

こちらの商品の場合、12,000円で販売されています。

仮に詐欺ではなくても、予約するだけで12,000円の利益が発生するわけですから、かなり安い商売ですよね…笑

 

高額商品の購入権・予約権というのは、詐欺が頻発しているので購入しないようにしましょう!
(例:限定のブランド品、時計の新型モデル等)

権利を購入したところで、商品が高くつく可能性もありますし、無駄にお金を使ってしまうだけですよ…

出品者の評価を確認する

次に、出品者の評価を確認しましょう。

ヤフオクでは出品者の評価をチェックすることができるのですが、過去にどのような取引をしたのかを見ることができます。

 

その中で特にチェックしたいのが、”悪い評価があるかどうか”です。

「落札者の都合により自動キャンセルされました」というものは、落札して入金をしなかっただけなので、出品者としてはそこまで悪質ではない可能性があります。

 

しかし、下記のような評価があった場合は要注意です。

 

商品が送られてくるのに1か月以上かかった

入金確認がかなり遅れた

別の商品が届いた

商品状態が著しく悪かった

 

ストアで購入すれば、このようなことは起きないのですが、個人から購入したら発生しやすいので注意しましょう。

極端に、低評価が多い場合は落札したところでトラブルになる可能性が非常に高いです。

 

 

ブランド品の取引をする場合は、評価欄は特にチェックしましょう。

過去に偽ブランド品を取り扱っている出品者の場合は、信用性が非常に薄いですし、落札しないほうが身のためです。

 

それもあるし、そもそも個人からではなくストアから落札すべきよ!

 

ヤフオクで言う評価は、あくまでも相手を信頼するための項目であり、悪い評価が多い場合は信用できないので取引しないようにしましょう。

出品商品一覧を隅々までチェックする

最後に、出品している商品をチェックするという点です。

”この人怪しいな”と思ったら、別の商品もチェックしてどういうラインナップがあるのかを確かめると良いでしょう。

 

その中で、同じ商品・同じジャンルが並んでいると、偽物の可能性が高いです。

さらに、”ノークレームノーリターン”等の表記がある場合は、ほぼ間違いなく偽物なので落札しないようにしましょう。

 

 

例えば、こちらの出品者。

この様に、同じ商品をひたすら出品しており、取引履歴を見てもこの商品しか取り扱っていませんでした。

 

こういうタイプは、中国などで仕入れルートを確保しており、国内に正規品として流している可能性が非常に高いです。

同じ商品が露骨に何度も並んでいたり、出品履歴・評価欄に同じ取引履歴があったりする場合は、取引しないようにしましょう。

 

その他、出品されているものが偽物かどうか判断したい場合は、下記のツールを使いましょう。

 

詐欺情報サイト

SNS

Yahoo知恵袋

 

これらを使えば、少なからず偽物を落札する可能性は減りますよ!

SNSでは、”#ヤフオク詐欺”と検索すると、違法出品されている商品が多く表示されます。

 

ここ最近で有名になったのは、著名人の偽サインを販売して利益をだまし取ったというものです。

 

 

漫画家のサイン色紙を作成し、ヤフオクに出品して詐欺だと発覚したパターンです。

私利私欲で購入するものですが、ヤフオクに出品されているものに限って、その9割が偽物といっても過言ではないでしょう。

 

さらに、最近では遊戯王カードの詐欺も横行しているとのこと。

資産として保有する人も少なくなく、昔のカードは価格が高騰しています。

 

 

実際に、ヤフオクで購入したという人ですが、厚みが違うことから詐欺にあったことを報告しています。

こちらのカードは、ゲームボーイ専用ソフトにランダムで封入された限定品であり、現在では完美品で数十万円で取引されているジャンルです。

 

カードは値段が付きやすいですし、偽物が作りやすいことからターゲットになりやすいわけですね…
仮に、商品として仕入れる際は注意しなきゃいけないわ!

ヤフオクで詐欺に遭った場合にできる4つの対処法を紹介します!

仮に、ヤフオクを利用しているときに詐欺に巻き込まれてしまった場合ですが、いくつか対処法が存在します。

これから紹介する対処法をそれぞれ行えば、返金・返品をしてくれる可能性も少なくありません。

 

具体的な対処法ですが、下記が挙げられます。

 

出品者に直接連絡する

内容証明の郵便を出す

少額訴訟を起こす

警察に被害届を出す

 

個人的なやり取りなので、警察は民事不介入といわれていますが、詐欺行為に遭遇した場合は別です。

穏便に解決したいなら、出品者に直接連絡するのが一番であり、返金対応に応じてもらいましょう(^^)/

出品者に直接連絡する

まず、第一に行いたいのが出品者に連絡することです。

何かしら、商品に欠陥があり返品・返金の対象だった場合は、連絡するのが一番です。

 

連絡がつけば、商品の交渉をすることができるので、商品状態について伝えましょう。

 

別の商品が届いた

偽物だった

状態が著しく悪かった

 

それぞれ理由はあると思いますが、ここで重要なのは強気で出ることです。

特に、商品が偽物だった場合は、”対応に応じなかった場合は被害届を出します”と一言添えるのも良いでしょう。

 

説明文に”正規品”として販売している場合は、商標法違反に該当しますからね!

 

基本的には、ヤフオクの連絡用掲示板で連絡することになりますが、状況次第では相手に電話をかけるのも良いです。

取引中ですが、トラブルを防止するためにお互いの情報が開示されるようになっています。
※個人情報がバレると危惧する人もいますが…

 

 

この様に、出品者の画面に飛ぶと電話番号等の個人情報を閲覧することが可能です。

どうしても解決しない場合は、相手に直接連絡すると良いでしょう。

 

中には、着信拒否する人もいるみたいだけど、その場合は被害届を出すといいわ!

 

ちなみに、ヤフオクではありませんが、モバオクを使った際に一度偽物詐欺に遭ったことがあります。

商品を落札して、”対応に応じない場合は被害届を出す”と相手に伝えたのですが、ブロックされたので、出品者情報がから直接連絡。

 

すると、電話番号は全くの別人のもので、登録されている住所は雑居ビルの一角であり、被害届を出すことができずに終わりました…

ヤフオクの場合は、商品を出品する際に本人確認が必要となります。

 

 

身分証明書を提出する必要があり、登録した住所がそのまま出品者情報の住所として登録されます。

つまり、身分証を偽造していない限り、相手の住所が開示されるということなので、モバオクより安心です。

 

相手がどうしても対応に応じない場合は、被害届を出すのも良いでしょう。

内容証明の郵便を出す

日本には、”内容証明郵便”というものが存在します。

簡単に概要を説明すると、誰が誰宛に文書・商品を送ったのかを証明するものになります。

 

例えば、2020年の3月1日にAさんに○○という商品を送った場合、その内容を証明することができるわけです。

落札が取り消されたり、代金を返金されたりした場合は、その内容が証明された文章が発行されます。

 

なぜこちらが必要かというと、補償を受ける際に使うからです。

 

本当に商品を落札したかどうかを公的に証明する文章ですよね!

 

警察に被害届を出す際も、内容証明郵便があると説明がスムーズです!

基本的な書き方については、日本郵政のホームページに記載されているので、そちらを参考にしてみると良いでしょう。

 

関連記事>>内容証明郵便の書き方

 

ちなみに、内容証明郵便を出す場合は440円の料金が発生します。

それでも、実際に詐欺にあったことを証明できる文書なので、作成して損はありません。

少額訴訟を起こす

ヤフオク詐欺に遭遇した場合は、少額訴訟を起こすのも一つの方法です。

少額訴訟の簡単な概要を説明すると、弁護士を雇う必要なく被疑者に60万円以下の支払いを命じることができる訴訟のことを指します。

 

”とりあえず返金してもらいたい””法的手段を使って即時解決したい”という人は、少額訴訟を起こすのも一つの方法です。

審理に関してですが、他の裁判に比べると1回しかありません。

 

さらに、詐欺を証明できるものや内容証明郵便等の証拠の提出が義務付けられるので、事前に用意しておくとスムーズです。

例えば、商品を購入して偽物だった場合は、下記の証拠が有効です。

 

偽物だとわかる証明※鑑定した場所、真贋鑑定証明等

内容証明書

 

いずれかが不明だと、少額訴訟を起こすことができないので注意しましょう。

偽物だとわかる証明については、鑑定してくれた人の担当者・お店の電話番号等があれば、確認が取れるので証明になります。

 

一番は、真贋鑑定ができる場所に依頼して、紙ベースで証明書を発行してもらうのが有効です!

ちなみに、少額訴訟を起こす場合ですが、出品者の居住地が管轄する裁判所で行われるので注意しましょう。

 

相手が海外の場合は、訴訟を起こすのは難しいですね…
それに、訴訟当日は出席する必要があるし、何かと手間がかかりそう…

 

仮に、相手が出席しない場合は、賠償金の有無にかかわらず、返金する義務が発生するので、お金は返ってきます。

しかし、手間がかかることを考えると、ヤフオク上で連絡して穏便に終わらせたほうが良いです…笑

警察に被害届を出す

最後に、警察に被害届を出すという方法です。

れっきとした詐欺行為の場合は、警察が捜査に乗り出て立件してくれることも少なくありません。

 

最近では、偽ブランド品の流通数が多いことから、商標法違反の立件が増えています。

 

 

お店を経営している人でさえ、偽物を仕入れて販売しています。

確かに、正規品よりも安い価格で仕入れることができて、高値で売ることができるので仕入れたい気持ちはわかりますが、違法性が非常に高いので注意したいところです。
※300万円以下の罰金か3年以下の懲役になる可能性がある

 

この様な事例から、警察は商標法違反について敏感になりつつあるので、被害届を出すのも一つの方法です。

被害届を出す場合は、出品者の個人情報が必要になってきます。

 

この辺は、警察に直接言って確かめるといいですね!

 

最近、遊戯王カードをネットで購入したYouTuberが偽物だったことをきっかけに、実際に被害届を出した動画をアップロードしていました。

 

 

偽物を販売するのは違法性が高いですし、自分でできることはできる限り対応したいものです(^^)/

ヤフオク詐欺をしている人は、法律的にアウトなことをしているので、警察に任せるのが一番の対策かもしれません。

ヤフオクは詐欺等のトラブルに遭ったら補償を受けられる

ヤフオクですが、落札者を詐欺から守るために、トラブルに遭ったら補償を受けられる制度があります。

こちらは、”未着・未入金トラブルお見舞い制度”というものです。

 

商品を落札したのに商品が届かなかった場合や、落札されたのに入金されなかった場合が、こちらに該当します。

こちらの制度では、最大運営が50万円まで費用を補償してくれます。

 

 

しかし、こちらの制度は、2020年12月をもって終了します。

その代わり、規約が改定されて新しく制度ができるので、要チェックです!

 

従来:Tポイントでの返金

変更後:必要書類を指定のフォームにアップロードした場合現金で返金

 

送料等にかかった費用は補償の対象外であり、商品の代金のみになります。

プレミアム会員の場合は、無制限に利用することが可能ですが、無料会員の場合は年間に1回しか利用できないので注意しましょう!

 

せどりで利用している人は、プレミアム会員になっている可能性が高いので安心ですね!

 

また、補償を受けられる条件がそれぞれ存在するので、紹介しておきます!

 

  • 120日以内に取引履歴がある商品
  • ヤフー規約に準拠している
  • 取引商品の実態があること※情報、購入権は対象外
  • 刑法第246条の詐欺罪に該当している
  • 内容証明郵便を申請前に送っている
  • ヤフーウォレットに登録している

 

この補償制度を受けるためには、それなりの時間と手間がかかります。

規約改定に伴い、現金での補償がされるようになりましたが、手間を考えると利用しないほうがオススメです!
※返金してもらったほうが早い

まとめ

ヤフオク詐欺は、近年横行している傾向にあり、最近では手口が巧妙化しつつあります。

今回紹介したヤフオク詐欺は、あくまでも一例であり、その他にも多くの詐欺が横行しているのは事実。

 

仮に、詐欺に遭いたくないと思っているなら、事前に出品者情報をチェックする等して、対策しておきましょう。

 

出品者情報を確かめる

出品者の評価を確認する

商品一覧を確認する

 

これらの対策があるので、それぞれ意識すると良いでしょう。

また、実際に詐欺被害に遭った場合は、ヤフオクの返金制度や法的制度を使うことをオススメします!

 

出品者に連絡したところで、返金対応に応じてくれる人もいれば、ブロックしてくる人もいます。

後者の場合は、連絡ができなくなってしまうので、直接電話をする等して対応するのも良いでしょう。

 

面倒な手続きになりますが、取引の証明等は証拠として保管しておきたいものですね!
特に個人と取引する場合は、偽物の可能性も考慮しながら仕入れる必要があるわ!

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