ヤフオクを利用している人は、多く存在すると思いますが、せどり以外にも購入で使っている人もいます。
個人取引の中でも、ヤフオクでやり取りする人の中には、直接取引を持ち掛けてくる人も少なくありません。
「ヤフオクの直接取引でトラブルになった場合はどうすればいい?」
「直接取引の対処法を知りたい!」
「直接取引で発生するトラブルの例は?」
この様な悩みを抱えている人のために、今回はヤフオクで発生することが多い直接取引のトラブルについて解説します!
ヤフオク上で取引するわけではないので、仕入れる際は注意が必要です。
結論
最悪の場合アカウントが削除される
詐欺行為が頻繁に行われている
ヤフオクのサポートを受けられない
目次
ヤフオクで直接取引をする際のメリットを2つ紹介します!
ヤフオクは、基本的にオークション形式で商品を落札することになりますが、直接取引をする方法も存在します。
概要を説明すると、入札者とヤフオクを挟まずに直接取引することです。
直接取引をすることで、出品者側は下記のメリットが生じます。
同じ商品・関連商品の販売が可能
ヤフオクの手数料・販売の手間が少ない
この様なメリットがありますが、リスクは高いです。
経費削減になりますが、トラブルになることを考えれば、あまりオススメしない取引方法です。
同じ商品・関連商品の販売が可能
ヤフオクで直接取引をする場合ですが、同様の商品・関連商品を追加で販売することができます。
落札者の立場になって考えればわかりますが、仕入れで利用する場合、複数の商品をまとめて仕入れたいということがあると思います。
出品者からすると、商品が売れることに越したことはないので、落札者に提案することも可能です。
普通に購入する場合も、何か一つ購入したら関連商品を欲しくなる人もいます。
例えば、直接取引をしてスポーツウェアを購入したとします。
スポーツスニーカー
アクセサリー類※チタンブレスレット等
ソックス
すると、このように関連する商品の提案をすることができます。
※商品を仕入れていた場合
相手の興味がない場合はそれまでですが、まとめて購入してくれる人も少なくありません。
ヤフオクの手数料・販売の手間が少ない
ヤフオクで商品を出品する際ですが、手数料がかかります。
商品によって異なりますが、原則下記の通りになります。
出品手数料はありませんが、落札されると税込みの8.8%がかかります。
※プレミアム会員以外の場合は10%
つまり、1万円の商品を出品して落札された場合、1,000円の手数料が発生してしまうのです。
経費として落とすことが可能ですが、利益がその分減ります。
それを考えると、直接取引をして手数料をカットしたいと思う人もいるでしょう。
さらに、送料もかかってしまうので、実際は売上の80~85%が利益になります。
さらに、ヤフオクは落札されたら所定の手順を踏まなければなりません。
1.取引メッセージ
2.入金確認
3.商品発送
4.受け取り連絡
1~3までのフローは、直接取引と変わりませんが、受取連絡をするまでに時間がかかる人がいます。
ヤフオクでは、受取連絡をしないと入金されないようになっています。
しかし、直接取引の場合は、入金をしてもらって商品を送ればそれだけで完結します。
配送の番号も記載されているので、相手が商品を受け取ったかどうかもわかりますからね!
ヤフオクで直接取引をして発生する可能性がある3つのトラブル
ヤフオクで直接取引をすると、高確率でトラブルに発展することがあります。
僕が、直接取引を推奨しないのはこれが理由です。
手数料をケチるくらいなら、手数料が低いAmazonやラクマで出品すればいいだけですからね…
トラブルが発生した際は、自己責任になってしまうのでそれはリスクが高すぎます!
振り込み詐欺
二番目詐欺
つり上げ詐欺
どれも、ヤフオクを利用していたら発生することです。
特に多いのが、振り込み詐欺です。
実際、僕の知り合いでもヤフオクの直接取引で振り込み詐欺に遭遇した人がいます。
それくらい、ヤフオクの直接取引はリスクが高いので、しないほうが無難です。
振り込み詐欺
まず、ヤフオクの詐欺でも多いのが、振り込み詐欺です。
よく、オレオレ詐欺等がピックアップされることがありますが、振り込み詐欺はネットの被害のほうが圧倒的に多いです。
多種多様な振り込み詐欺がありますが、本来騙されないような形で詐欺をしてくるのがヤフオクでの詐欺の特徴です。
実際、商品ページを見ても詐欺商品だとわからずに、入札してしまう人も少なくありません。
振り込み詐欺でよくある手口が、下記の通りです。
【実際にあった例】
数か月使用していたので美品です。
傷・汚れもなく、十分使えると思います引っ越しに伴い処分しますが、○○日付けで振り込んでくれる方は
送料無料にします。商品は3万円で即決します。
この様な商品説明文を記載しているものが、詐欺商品だったというパターンです。
特徴として、付属品も完備していますし、保証書も完備しているので購入者が安心してしまうところにあります。
本来、5万円で出品されていたものが3万円で出品されていたとのことで、大幅な値下げをしていることがわかります。
割引率を利用して、ヤフオクの回転率を上げるのはせどり・転売では基本です。
しかし、安心して入札をしてしまうと振り込み詐欺に遭遇してしまうので要注意です。
○○日付けで振り込んでくれる方は送料無料にします。
30,000円で即決します
これらの文章が、商品に違和感を感じさせます。
実際、この文面を見てしまうと、”早く支払わなきゃ”と思うことでしょう。
購買心理を煽って、商品をユーザーに購入させようとしています。
そこから、直接取引に移行して、さらにうまい話を持ち掛けます。
(例:別に商品を購入したら○○円割引等)
そして、手数料がかからないことをいいことに、直接取引に移行すると振り込み詐欺被害に遭遇してしまうわけです。
先払いで振り込んだ時点で、商品が送られてこないのが詐欺の典型的な手口です。
さらに、振込先の口座も代理で作成されたものなので、被害届を出せずに泣き寝入りしてしまう人も少なくありません。
数年前の動画ですが、実際にヤフオク詐欺をした人の動画です。
銀行口座に振り込ませて、現金をだまし取ったとして逮捕されています。
二番目詐欺
次に、二番目詐欺です。
概要を簡単に説明すると、もともと入札した人・落札した人がキャンセルしたことによって、商品を入札できる権利が購入者に渡ったと話を持ち掛けることです。
具体的な流れは、下記の通りです。
1.直接取引に持ち掛ける
2.ほしい商品を相手に伝える
3.購入の段階で別の販売先で売れたことを説明される
4.数日後にキャンセルされたと伝えられる
5.指定日の振り込み次第で商品が購入できるとあおられる
この場合、本当に商品が購入されているというのは嘘で、価格を吊り上げるためにこのような芝居を打っているのです。
後述するつり上げ詐欺に似ている部分がありますが、ヤフオク上で行われないことが問題です。
直接取引をしていると、ヤフオクが関与できない場所で行うことになるので、ヤフオク運営のサポート管轄外になってしまいます。
二番目詐欺の特徴ですが、”限定品・プレミア商品”によくありがちです。
こちらの商品は、2020SSに販売されたGUCCI×ディズニーのコラボモデルです。
知り合いが、直接取引で「少しやすくなりますよ」と持ち掛けられて、その条件として前入金を求められたようです。
商品が欲しかった知り合いは、2万円の前入金を済ませたそうですが、商品が送られてくることはなかったそうです。
催促をしても、連絡が来ることがなく被害届を出したといっていました。
人気のある商品は、ほしい人からすると「なんとしてでも手に入れたい」と思う人も多いでしょう。
さらに、数回直接取引をして、”この人は大丈夫”と信頼させたところで、詐欺行為をする人もいるようです。
少しでも被害に遭わないためにも、二番目詐欺の文面が来たときは注意しましょう。
つり上げ詐欺
最後に吊り上げ詐欺に関してです。
こちらは、ヤフオクで日常的に行われている詐欺の手法になります。
直接取引ではあまり発生しませんが、うまく話を持ち掛けられて落札額を吊り上げられたという被害も続出しています。
ヤフオクが入札者のIDまでマスキングするようになったから、つり上げ入札者なのか、身内なのかの見分けすらできなくなったのは本当に困る・・・
匿名発送、匿名受け取りが可能になるシステムとか、落札した商品名が表示されないとか、どんどん不正が見抜きにくくなるように改悪してるのだね・・・
— Chefren (@G_Chefren) March 29, 2020
ヤフオクつり上げに気をつけましょう、つり上げが、多発
— トミヤ (@M2q1bH3uGltl9BB) December 24, 2019
この様に、実際に吊り上げ詐欺に遭遇した人も存在します。
吊り上げ詐欺について簡単に説明すると、グループ単位で入札価格を管理しており、一定の落札価格になるまで価格を上げていくという詐欺です。
ヤフオク上の取引を例に挙げると、1円スタートの商品が吊り上げ詐欺の対象になることがあります。
例えば、こちらの商品ですが1円スタートで出品された商品です。
残り時間3日の時点で10,500円で出品されています。
こちらの商品は、中古価格でも8~10万円程度する商品。
そのため、出品者からするとなんとしてでもその価格まで上げたいもの。
※最低でも損益分岐まで上げたいのが本音
しかし、商品に関心がない場合、2万円で落札される可能性もあるのです。
そこで、別アカウントを使って入札価格を引き上げて、本来の売りたい値段までもっていきます。
直接取引でも吊り上げ詐欺は行われており、下記のような文面が届きます。
【吊り上げ詐欺の例文】
先ほど購入予約していただいた商品ですが
お客様よりも多めに出してくれる方がいました。大変申し訳ございませんが、そちらの方に売りたいと思っています。
ちなみに、提示された金額は○○円です。
この文面が送られてきて、「今回は仕方ない」と思うのか「もっと多めに出すから落札したい」と思うのかは人によって異なると思います。
後者の場合は、典型的な吊り上げ詐欺に遭いやすいタイプなので注意しましょう。
ほしいという気持ちはわかりますが、相場をチェックしてから落札することが重要です!
オークファンを使えば、商品相場をある程度把握することができるので、価格提示される前にチェックするようにしましょう。
補足:吊り上げ詐欺かどうか見分ける方法
吊り上げ詐欺は、ストア出品でも行われているといいます。
しかし、実際に詐欺かどうか見分けるのは困難です。
ヤフオクが入札者のIDまでマスキングするようになったから、つり上げ入札者なのか、身内なのかの見分けすらできなくなったのは本当に困る・・・
匿名発送、匿名受け取りが可能になるシステムとか、落札した商品名が表示されないとか、どんどん不正が見抜きにくくなるように改悪してるのだね・・・
— Chefren (@G_Chefren) March 29, 2020
先ほど紹介した人も言っていた通り、入札者のIDがマスキングされるようになり、捨て垢が入札しているかどうかも分からなくなったのが現状です。
”もしかしたら吊り上げ入札かも”と思ったら、出品者の評価欄をチェックすると良いでしょう。
その中に、同じID・同じ人からの落札履歴があった場合は、常習的に吊り上げ詐欺をしている可能性が高いです。
こちらは、とある人の出品者評価一覧になります。
それぞれ、別の商品が落札されていますが、評価者が同じ人でした。
ブランド品を出品している人であり、1円スタートが多いことから、日常的に吊り上げ詐欺をしていることがわかります。
目的の価格にならなかった場合は、自分の捨て垢で落札してよい評価を付けます。
吊り上げ詐欺に遭遇しないためにも、相手から入札価格を引き上げられた場合は、相場を把握してから落札するようにしましょう!
トラブルは事前に防げる!ヤフオクで直接取引をする際に注意したいこと5選!
ヤフオクの直接取引について解説したのですが、デメリットのほうが大きいです。
そのため、個人的にはあまりオススメしない取引方法です。
しかし、手数料を節約したり、煩わしい手順を省略したりすることができるので、したいと思う人も少なくないでしょう。
そういう人のために、ヤフオクで直接取引をする際に注意したいことを紹介したいと思います。
商品相場を調べて落札する
正規ルート以外では取引しない
商品について正確な情報を得てから取引する
ヤフオクの規約を守る
そもそもヤフオク以外で直接取引しない
この様な注意点がありますが、何かと直接取引は危険なので、ヤフオク以外でしないようにしましょう。
ヤフオクのサポートが受けられる場所なら、詐欺行為にあった際でも対応できますからね(^^)/
商品相場を調べて落札する
直接取引を持ち掛けてくる人には、優良な人と悪質な人がいます。
その大半は悪質な人ですし、真面目に取引をするような人はいません。
しかし、数回取引をしてしっかり商品を送ってくれるような人の場合は、相場が適切なのかどうかを調べてから落札すると良いでしょう。
例えば、ヤフオクでの商品価格が10,000円の商品があるとします。
この場合、ヤフオクで売れてしまうと出品手数料が発生してしまい、実際の利益は9,000円です。
直接取引を行えば、手数料が発生しないので10,000円の利益が発生します。
値下げしてくれなくても、商品相場が市場価格よりも安かったら仕入れて問題ありません。
個人的にオススメなのが、オークファンです!
調べたいキーワードを入力すると、商品の相場が表示されます。
※ヤフオクの平均落札価格
仮に、落札したい商品がある場合は、オークファンで相場を調べてみるのも一つの方法です。
型番がわかっているなら、そちらを入力するとスムーズです!
また、以前僕はオークファンで認定講師をしていたので、下記の記事も参考にしてもらえると幸いです(^^)/
正規ルート以外では取引しない
ヤフオクで直接取引を持ち掛けられた場合ですが、基本的に正規ルート以外での取引はしないようにしましょう。
そもそも、直接取引の時点でイレギュラーですし、ヤフオクの管轄外になるので正規ルートではありませんが…
仮に、直接取引をするとしても、入札が煩わしい場合は公式サイトが存在するかどうかチェックすると良いでしょう。
例えば、下記の商品。
retroというストアから出品されている商品ですが、実はヤフオク以外でも様々なストアで出品されています。
ストア出品に多いですが、複数のショップに併用して出品することで、商品売れやすくしています。
楽天市場
ヤフーショッピング
Waoma
こちらの商品は、これらのショップで見かけました!
下記が、実際に楽天市場に販売されている商品例です。
この場合、直接取引とは異なりますが、ヤフオクの面倒な手続きをするよりも、通販サイトで購入したほうが手間はかかりません(^^)/
個人出品ではほとんどありませんが、このようにルートがはっきりしているところから仕入れれば安心です。
個人出品の人から、直接取引を持ち掛けられた時は、正規のルートで仕入れているのかを確認すると良いでしょう。
人によっては、一切保証がない場合もあるので、落札したところで損するだけの可能性もありますよ!
商品について正確な情報を得てから取引する
仮に、あなたがヤフオクで直接取引をしたいと思っている場合、相手の情報を正確に知ることが重要です。
できる限り把握しておきたい情報は、下記の通り。
出品者情報
商品のルート
相手の評価
特に、出品者情報については直接取引をする際にしっかり把握しておきたいところです。
ヤフオクでは、出品者・落札者のトラブルを避けるために、お互いの情報が開示されるようになっています。
この様に、落札者情報・出品者情報が表示されるのですが、身分証明書を提出しなければならないので偽造の免許ではない限り正しい情報です。
仮に、振り込み詐欺等に遭遇してしまった場合は、この情報をもとに連絡する必要があります。
これら以外にも、相手の情報をしっかり把握することが重要で、直接取引に移行する前にどういう人物なのかメッセージで把握していきましょう。
わからない場合は、相手の評価ページを見る等して、過去にどういう取引があったのかをチェックすると良いです。
2,000回以上の取引実績があって、悪い評価がほとんどない人から直接取引を求められた場合は安心できますが、まず持ちかけられることはありません。
直接取引を持ち掛ける人で多いのは、出品履歴がほとんどない人です。
(あっても100回未満がほとんど)
こういう人は、取引をするのが不安だと思うので、直接取引を持ち掛けられても断るようにしましょう。
ヤフオクの規約を守る
ヤフオクには、様々な規約が存在します。
その規約に違反した場合は、アカウントが停止してしまいますし、利用停止処分になってしまうこともあります。
犯罪に値する商品
出品が禁止されている商品
これらを仕入れた場合ですが、利用停止処分になります。
これが、犯罪に抵触しなかったとしても、違反報告によって処分されることがあるので注意しましょう。
直接取引でよくあるのが、”海外輸入品”です。
ブランド品もそうですが、最近横行しているのがサプリメントです。
海外のサプリメントを輸入して仕入れる際は、専用の資格が必要ですし、事実上ヤフオクでは販売できないようになっています。
購入して私的利用をするくらいなら問題ありませんが、さらにそれを誰かに販売すると、犯罪です。
※最悪の場合逮捕されてしまいます
特に、あなたが直接取引をして出品する場合、ヤフオクで禁止されているから別のところで販売しようという考えは控えましょう。
そもそもヤフオク以外で直接取引しない
落札者としてヤフオクを利用している場合、相手から直接取引を持ち掛けられることがあります。
取引メッセージをして誘導すると、運営からアカウントを停止されてしまう可能性があるので、メールアドレス等で直接連絡してきます。
直接取引を持ち掛けてくる人は、出品手数料を払いたくない人がほとんどです。
また、”直接取引だとお値下げできます”と落札者にとってメリットがあることも提示してきます。
直接取引はメリットがありますが、リスクもその分高いです。
運営にバレればアカウント停止のリスクがある
詐欺行為に巻き込まれる可能性がある
個人情報が盗み取られる可能性がある
この様なリスクを抱えながら、取引をしていくのはかなりナンセンスです。
少しでも被害に遭わないためにも、最初から直接取引をしないようにしましょう。
ヤフオクで直接取引をしてトラブルに巻き込まれた場合の3つの対処法
直接取引ということは、ヤフオクの管轄外で行ったことになるので、ヤフオクの保証は受けることができません。
さらに、そういうリスクになることを把握した上で取引しているわけですから、完全に自己責任になってしまいます。
ただ、詐欺行為・トラブルに遭遇してしまったら、泣き寝入りするのではなくしっかり対処するようにしましょう。
相手に直接連絡をする
警察に相談する・被害届を出す
消費者生活センターに連絡する
主な対処法ですが、一番は直接連絡をして解決することです。
それでも解決しない場合は、警察に被害届を出すこと伝えながら、少額訴訟の話も持ち掛けましょう。
相手に直接連絡をする
まず、被害にあった場合は相手に直接連絡をしましょう。
この場合、ヤフオクの出品者情報をメモで残しておくことが重要です。
直接取引をする際は、基本的にメールでやり取りするのですが、詐欺行為をした場合は音信不通になってしまいます。
返信が来た場合は、個人の問題なので返金してもらうために手続きを進めていきましょう。
メールで解決しない場合は、相手に直接電話をすると良いでしょう。
しかし、詐欺行為をしている人は、ヤフオク登録だけの電話番号を取得している可能性があり、連絡先がでたらめの可能性があります。
この場合、連絡する手段がないので警察に相談すると良いです。
警察に相談する・被害届を出す
ヤフオクでの直接取引の詐欺は、民事の問題になってしまうので、警察が介入してくれない場合があります。
「個人で解決してください」と済まされることも多いのですが、全国的に問題になっていることなので、取り合ってくれる可能性もあります。
むしろ、連絡がつかなくなって、電話番号も悪用されているのであれば違法性が高いので、さすがに警察も動いてくれますよ!
さらに、銀行口座を悪用している可能性もありますし、偽造免許によって虚偽の住所を登録している場合もあります。
個人間の取引かもしれませんが、日本の詐欺行為の重大な犯罪に変わりはありません。
被害の状況を伝えられるように、下記を用意しておくと良いでしょう。
振り込んだ銀行口座
相手の住所・連絡先
相手の名前
電話をしても出ない場合は、登録用だけのために契約した番号の可能性があります。
しかし、契約した情報をたどれば、相手を特定することができます。
僕自身、ヤフオクで直接取引をしたことはありませんが、危険性が高いのは確かです。
リスクを冒してまで、取引するくらいならヤフオクで取引したほうが安全ですよ(^^)/
消費者生活センターに連絡する
警察に相談するのも方法の一つですが、消費者生活センターに連絡するのも一つの方法です。
消費者生活センターとは、ネットショッピング等で蔓延しているトラブルを解決へと導いてくれる助言をしてくれる場所です。
別名”国民生活センター”と呼ばれているのですが、過去に発生した詐欺の事例も紹介しているので、非常に参考になります!
ホットラインで、電話をかければ窓口につながります。
被害にあった状況を伝えると、適切な解決策を教えてくれるので、状況説明をしっかり行いましょう。
被害届けの出し方
少額訴訟の起こし方
訴訟に伴って必要なもの
これらの情報を提供してくれるので、問題を解決できるかもしれません!
まとめ
ヤフオクで取引をしていると、直接取引を持ち掛けられることがあります。
直接取引は、何かと問題になりやすいですし、リスクが非常に高いのであまりオススメできません。
また、ヤフオクでは直接取引以外にも様々な悪質な行為があります。
振り込み詐欺
吊り上げ詐欺
これらのトラブルに遭遇しないためにも、しっかり状況を把握してから仕入れるようにしましょう。
海外製品等を購入する際は、特に注意したいところです。
相手が信用できるのかどうかを把握して、気を張っておくことが重要です。
偽物商品等を仕入れてしまうと、気づかないうちにあなたが加害者になってしまうこともありますからね…
ヤフオクの詐欺については、下記の記事で解説しているので、合わせて参考にしてみてください!