メルカリは、フリマアプリ市場の中では市場シェアを独占しており、数多くのユーザーが出品しています。
2017年には、トータル出品数が1億品を突破したこともあって、その規模が大きいことがよくわかりますね!
「メルカリで売れる商品が見つからない!」
「元手0円で売れる商品は?」
「メルカリで高く売れる商品はあるの?」
この様な悩みをかかえている人もいると思うので、今回はメルカリの中でも原価がほとんどかからない商品を売る方法を解説していきます!
コツや売れない商品も紹介するので、気になる人は必見ですよ(^^)/
結論
処分品でも利益になる
野菜・果物も商品の一つ
需要を確かめて売るべき
目次
序章:メルカリせどりで以外と売れる商品とは?
メルカリでは、「こういうものが売れるんだ」という意外な商品もあります。
メルカリせどりをしようと思っても、売れる商品が見つからないという人がいる中で、元手を一切かけずに稼いでいる人もいます。
注目されない商品でも、他のライバルと差をつけられることもあるので、要チェックです!
特に、下記の商品については積極的に仕入れたいところです。
ラグジュアリーブランドの紙袋・箱
中古化粧品
お菓子の容器・ペットボトルのフタ
野菜・果物
雑誌の付録
いずれも、不用品として捨てるものばかりです。
原価が一切かからないものもあるので、少しでも利益を出したい人は要チェックです!
ラグジュアリーブランドの紙袋・箱
まず、ラグジュアリーブランドの紙袋・箱ですが、意外と売れる商品です。
街を歩ていると、稀にラグジュアリーブランドの袋を持ち歩いている人がいるのですが、その中には小物類が入っていることも少なくありません。
女性は、お気に入りのブランドの袋を持ち運び用として活用することが多く、ブランドが強調されているものほど売れる傾向にあります。
実際に、メルカリでは販売実績もありますし、高いもので3,000円で取引されているものもあります(^^)/
用途は人によって異なりますが、考えられるのは下記の通り。
普段から持ち歩く
付属品として購入する
普段から持ち歩く以外に、付属品として購入する人もいます。
指定のブランドを購入するも、箱・袋等を捨ててしまうと、価値が下がることも少なくありません。
しかし、完品として売れば、数百円の仕入れ値で倍以上の価格が付くことも少なくありません。
ラグジュアリーブランドにありがちですが、箱・袋付きのものはメルカリでは高値取引されているのです。
メルカリでよく売れるのは、下記ブランドです。
- LV
- CHANEL
- GUCCI
- ジェラートピケ
- PRADA
主要ブランドばかりですが、ロゴが前面に入っているものは特に高値で取引されます。
ヤフオクには、複数のブランドの箱・袋が販売されていることもあります。
大量に仕入れて、売却するのも一つの方法ですよ(^^)/
数百円でも利益になることがありますし、購入したい人がいれば利益につながりますからね!
中古化粧品
使用済みの中古化粧品ですが、メルカリでは高値で取引されています。
女性の中には、”この化粧品は肌に合わない”等の理由から、少しだけ使ってメイクポーチに余っていることも少なくありません。
普通の考えなら、新品の化粧品以外は使いたくないという人も多いと思いますが、ブランド系の化粧品は売れやすいです。
特に、ラグジュアリーブランドが出している化粧品は、新品価格が高いので「中古ならいいや」と妥協して購入する人も多いのです。
実際に出品されているものですが、販売実績の多い商品です。
ただ、意識してほしいのが、中古化粧品はブランディングがしっかりしているものではないと売れません。
資生堂
カネボー
ラグジュアリーブランド
これらの化粧品は、特に売れる傾向にあるので要チェックです!
メイクに使うものから、美容液・化粧水等まで幅広く売れるので、メイクポーチに眠っている商品があれば売却を検討するのも良いでしょう!
補足:新品化粧品を売るのはNG
メルカリでは、”新品化粧品”として出品されているものがあります。
グレーゾーンとして扱われており、規制がかかることはありませんが、薬機法に抵触する可能性があるので仕入れないほうが良いです。
”中古だから”意味があるのであって、新品化粧品を仕入れて利益を出すと、最悪のケースでは利益を全額没収されることも少なくありません。
例えば、こちらの商品。
出品者は、香港で購入した化粧品とのことですが、薬機法では「個人で輸入して販売することを禁止する」という規約があります。
韓国コスメもその代表例として挙げられるのですが、販売する場合は指定の許可を取る必要があるので注意しましょう。
また、よくあるこちらの商品。
無料でもらうような、試供品の美容液・化粧水も薬機法に抵触します。
この場合、”製造”という項目に入るので、指定の許可を持っている営業所・薬剤師しか販売できない商品です。
売れることに変わりはありませんが、削除される可能性も高いので利用しないのが無難です。
お菓子の容器・ペットボトルのフタ
お菓子の容器・ペットボトルのフタというのは、本来ゴミとして捨てるもの。
しかし、メルカリではそういう商品でさえも売れてしまうのです!
いずれも、用途がわからないという人も少なくありませんが、実は使うことができます。
それは、”学校の宿題・授業で使う”ことです。
この様に、かわいい容器・デザイン性が高いものは、1,000円近くの値が付くことも!
頂き物でもらったお菓子等の箱や容器は、高く売れることがあるので要チェックです。
ペットボトルのフタに関しても、宿題・課題等で使うことが多い商品。
容器と一緒に捨てることが多いキャップですが、メルカリでは利益が出ることもあります。
ハンドメイドで使うことも多く、無地のキャップは特に売れる傾向にあります。
商品にもよりますが、海外で販売されている珍しいドリンクのキャップは、一つで数百円するものもあるので要チェックです!
野菜・果物
次に、野菜・果物に関してですが、こちらも利益が出る商品として有名です。
自宅や実家で、栽培をしている人がいれば、ビジネスチャンスですよ!
普通に市場に流すよりも、メルカリで販売したほうが安くなることもあります。
野菜は、値上がりしているものも多く、主婦からすると”少しでも安く買いたい”と思う人も少なくありません。
野菜で検索すると、多くの商品が出品されていることがわかります。
販売実績もありますし、実家などで野菜を栽培しているならメルカリで販売するのも方法の一つです!
特に、需要がある商品は下記の通り。
果物系全般
キャベツ・レタス
根菜全般
特に、リンゴやナシについては、需要がある商品です。
青森県産のブランドのリンゴなら、高値で取引されることもありますよ(^^)/
家庭菜園が趣味の人は、使い道に困ることも少なくないと思うので、販売するのも一つの方法です!
豊作時は、どうしても余ってしまうこともありますし、処分するよりもメルカリで利益にしたほうがお得ですよ!
雑誌の付録
最後に、雑誌の付録でついているものも、メルカリでは高く売れる可能性があります。
コンビニ・本屋で販売されている雑誌の中には、お得な付録がついているものもあり、需要がある商品はすぐ売り切れになります。
化粧ポーチ
ステッカー
化粧品
女性用雑誌でありますが、特に人気がある付録一覧です。
店頭で購入できないということは、手に入らないということであり、一時的にプレミア価格が付くことも少なくありません。
付録がほしいと思ったころには、店頭から商品がなくなっていることもあり、購入したい人が中々購入できないという状況が続きます。
さらに、付録がついてる事実を遅めに知ってしまった場合は、手に入れることも難しくなるのでさらに需要が高まります。
こちらは、リンネルという雑誌についていた、ステンレスボトルです。
リサ・ラーソンということもあって、ブランディング力が高くプレ値がついて、一時は店頭から全ての商品が姿を消しました。
この付録目的で購入した人も少なくなく、出品者も付録のみ販売しています。
つまり、付録付きの雑誌を購入する人は、付録しか興味ない人が多いということです!
メルカリで商品を売れやすくするコツはある?
メルカリでは、原価をかけずに売れる商品もあり、賢く使えば利益を上げることができます。
しかし、単に販売したとしても、売れない可能性があるので注意しましょう。
特に、上記で紹介した商品は、本来は処分品として扱われるものであり、商品価値が少なく異端な商品なのです。
それでも購入するということは、なんでもいいから購入するのではなく、”目的があるから”購入するわけです。
そこで重視次第のが、”商品説明文”です。
商品説明文は、その商品がどういうものかをアピールすることができるのですが、どういう用途で購入できるのかを説明しなければなりません。
こちらは、野菜を出品している人の商品説明文です。
野菜セットということもあって、レシピや料理についての記載があり、購買意欲がわくような書き方をしています。
漠然と書かれているのではなく、どういう目的で使用するのかということが書かれているので、購入者にとって親切ですね(^^)/
そのため、本来用途がないものを売るときは、”使用用途”を商品説明文に含めると良いでしょう!
メルカリせどりで売れにくいものを紹介します!
メルカリでは、意外なものが売れる反面、一切売れない商品があります。
そういう商品を出品したところで、売れることはありませんし、時間の無駄ですよ(^^)/
メルカリで儲けたいと思っているなら、売れやすい商品を積極的に仕入れるべきです!
売れにくい商品は、下記の通りです。
ノーブランドの商品
個性的な服
アパレル関係のせどりをしている人ならわかりますが、いずれも売れ行きが怪しい商品です。
メルカリでは、ブランディングが高いものほど売れますし、本来購入しなくてよいものまでブランド品というだけで購入します。
(例:箱、袋等)
しかし、それがノーブランドであれば価値が一切ないので購入されることはありません。
需要があるかどうかを確かめてから、商品を仕入れることが重要ですよ!
ノーブランドの商品
冒頭でふれたように、ブランド品の袋・箱というのは、ブランディングがしっかりしているものであり、ブランド性に価値があるものだから売れています。
「箱・袋だけでもほしい」という人がいるから売れるのであって、それがノーブランドの場合は、売れないのも当然です。
CHANELやLVの袋になってくると、店頭で買い物をしなければ手に入らないもの。
少しお金を払って手元に置いておくことで、セレブの感覚を味わえるというのも特徴の一つでしょう。
しかし、それがノーブランドの場合ですが、ただの処分品にしかなりません。
100均で販売されているような、無地の袋というのは100円の価値しかありませんし、売れるとしてもセットになっているものだけでしょう。
そもそも、ブランディングがしっかりしているもの以外は、積極的にユーザーに探されることはありません。
有名ブランドの商品であれば、「LV 袋」「CHANEL 袋」というワードで検索することも多いと思いますが、ブランドが付いていなければ検索されにくいのです。
検索されないということは、見つかりにくいということなので、出品した商品が日の目を見ることはないのです。
これは袋に限らず、アパレル用品全般に言えることであり、ノーブランドの商品はよほど商品が良くない限りは売れません。
ホームセンターせどりの記事でも解説していますが、こちらはコメリのプライベートブランドの商品です。
しっかりした鍋が1,000円以下で購入できるので、転売に使えそうだと思われがちですが、商品の説明のしようがありません。
メルカリには、特にブランドを意識して購入する人が多く、家電・キッチン用品であれば”T-falの鍋・パナソニックの美容家電”とジャンルを最初から絞っている人が多いのです。
実際、メルカリでの販売実績がありましたが、全期間選択をしても2商品しか出てきませんでした。
新品で仕入れたとしても、利益にならないことがわかりますね…
どの商品も、ブランディングがしっかりしているものを仕入れないと、損してしまう可能性があるということです。
しっかり商品について理解してから、仕入れるようにしましょう!
個性的な服
メルカリで注意したいのが、ブランド品でも売れないものがあるということです。
ラグジュアリーブランドでも、個性的な服は中々売れないこともあり、仕入れたところで長期在庫になってしまうケースも少なくありません。
価格が安ければ購入する人もいると思いますが、メルカリでは売れない傾向にあります。
つまり、ブランディングがしっかりしている商品でも、ものによっては売れ行きが怪しくなることもあるわけです。
こちらは、GUCCIのセーターですが、かなり派手で着用する人を選ぶ商品。
おそらく、日本人には似合わない服ですね…笑
値段も13万円なので、中々購入する人がいない商品です。
”GUCCIの○○”ということもあって購入されると思われがちですが、購入心理として働くのは「高いし似合うかどうかわからない」ということ。
個性的なブランドというのは、どうしても着る人を選びますし、購入したところで後悔するパターンが目に見えています。
安く仕入れられたとしても、購入する人がいなければ処分品同様ですからね!
メルカリせどりをするときに気を付けたい2つの注意点
メルカリせどりは、初心者でも参入しやすくすぐに利益になるビジネスなのでオススメできますが、いくつか注意点が存在します。
特に、普通の店舗せどりの感覚で仕事をしている人は、注意したいところです。
個人取引でトラブルになることがある
相手がクレーマーの場合もある
これらの注意点がありますが、メルカリは大前提として”個人の取引”ということを忘れてはいけません。
顔の知らない相手と取引をするので、少ないメッセージの中で、相手のことを信頼しなければならないのです。
個人取引でトラブルになることがある
まず、メルカリは個人取引ですべてが進みます。
稀に、ストアや店舗がメルカリを利用して販売していることがありますが、9割が個人とのやり取りをするため、トラブルになることも少なくありません。
メルカリを利用していて発生しやすいトラブルは、下記の通りです。
購入した商品にいちゃもんを付けられる
受け取り評価をせず報酬が入らない
無理な値下げ交渉をされる
僕はどれも経験したことがあるのですが、購入した商品にいちゃもんを付けられるということはよくあります。
商品状態を明確に書いているのにも関わらず、「○○に傷があった」「商品が動作しなかった」等のクレームをよこしてきて、返金を求めてくるのです。
この場合、おとなしく返金に応じれば解決しますが、言い合いをしているとメルカリ運営が間に入ってきて、メルカリが購入者に返金してその場が終わります。
商品は返品されることがありませんし、購入者には商品と返金されたお金だけが残るのです…
さらに、メルカリでは受け取り評価をしないと、報酬を受け取ることができません。
中には、商品が届いたのに受け取り評価をしない人もいて、運営が間に入ってからやっと評価をする人がいます。
この場合、キャッシュフローが一時的に滞ってしまうので、結構なデメリットになります。
コメントや、相手の評価でチェックできるので、その辺も合わせてみておきましょう。
最後に、無理な値下げ交渉をされるという点です。
こちらは、実際にあった値下げ交渉の例です。
8,000円で販売されていた商品を、2,000円に値下げしてくるような人もいるので、注意したいところ。
メルカリは、年齢制限が一切なく、最近では小学生が利用しているとも言われています。
年齢層で言うと、10代から20代にかけてが多いので、金銭価値を知らないような子供が値下げを求めてくるのです。
僕の場合は、カメラを転売しているのですが、たまに大学生でお金がないということを理由に値下げ交渉をしてきます。
ここで思うのは、「お金がないのに商品を買おうとするなよ…」ということですね…笑
相手がクレーマーの場合もある
メルカリでは、年齢層が低いことからクレーマーも存在します。
この場合、二パターンに分けられるのですが、購入前・購入後の二通りです。
まず、購入前のクレーマーですが、よくありがちなのが値下げ交渉によるクレームです。
先ほども紹介した通り、メルカリは年齢層の関係から、無理な値下げ交渉をしてくることがあります。
価格的に値下げしても問題ない範囲なら良いですが、大幅に値下げをしてくる人は断っても問題ありません。
仮に、あなたが値下げ交渉をする場合ですが、このように丁寧に値下げ交渉をすると成功する確率も高いです。
15,000円で出品していた商品ですが、トラブルになることも少なそうだったので、値下げして売却した商品です(^^)/
トラブルにならないためにも、丁寧な対応を心がけましょう。
次に、購入後のトラブルに関してです。
商品が入っていなかった
梱包が雑で商品が壊れていた
付属品がなかった
僕が経験したクレーム一覧ですが、基本的にはクレームが生じた時点で返品を受け付けています。
僕のミスで破損・不良品を送ってしまったのであれば、僕の責任ですからね!
しかし、返品を相手に伝えると、「そういうのはいいから返金して」とだけ返してくる人がいます。
この様なタイプは、返金した時点でそのまま逃げられる可能性があるので、基本的にはスルーしています。
メルカリでは写真を送ることもできませんし、状態を確認することもできません。
そのため、返品に応じるにしても、「商品が届いたのを確認次第返金させていただきます」と伝えれば、問題ありません。
人によってはそこでごねてくることもありますが、そういう人はスルーで構いません!
まとめ
メルカリせどりで、意外と売れる商品を紹介しましたが、本来は処分品として捨てるものが利益になることがわかりました。
その中でも、ペットボトルのキャップ・ブランド品の袋というのは、仕入れ原価が一切かからないケースも少なくありません。
女性であれば、中古の化粧品等が例として挙げられますね!
本来、不用品処分として使うのが目的なので、それを武器にしてメルカリせどりをするのも一つの方法です。
しかし、メルカリは他の販路に比べると、年齢層が低いということからトラブルに発展する可能性もあるので注意しましょう。
クレーマーがいる
年齢層が低く無理な値下げ交渉をしてくる
配送後のトラブルが多い
いずれも、ユーザーを見極めないとトラブルになります。
メルカリは、多くの人が利用しているので、年齢層も様々です。
商品によっては、子供しか購入しないようなこともありますからね…
(例:おもちゃ、DVD、ゲーム関連等)
これらの商品を取り扱うときは、ユーザーを見極めてから販売するべきですね!