メルカリは、仕入先としても販路としても使うことができるので、かなり便利なツールです。
2020年の2月に、メルカリとオープンロジが提携を結んで配送代行サービスを開始することが発表されましたが、それ以外にも出品代行サービスはあります。
「他のメルカリの出品代行は使えるの?」
「代行サービスについて知りたい!」
「出品代行を使う際のメリット・デメリットを知りたい!」
この様な悩みを抱えている人のために、今回はメルカリの出品代行サービスについて解説していきたいと思います!
代行サービスを使った際のメリット・デメリットを解説しつつ、実際に代行を行っているサービスを紹介していきますね!
結論
代行手数料が高い※売上の50%(最低ライン)
公式のサービスを利用したほうが良い
利用しないほうが吉
目次
そもそも出品代行サービスとは?
せどり・転売をしている人なら、一度は聞いたことがある出品代行サービス。
簡単に概要を説明すると、倉庫や業者に商品を送るだけで、梱包・配送を行ってくれるというもの。
中には、検品まで行ってくれるところもあるようです。
有名どころで言うと、AmazonのFBA等が有名です。
具体的な流れですが、下記の通りになります。
1.商品を仕入れて検品
2.FBAの倉庫に配送
3.商品が購入される
4.FBAで梱包して配送
自己配送の場合は、この手順をすべて一人で行わなければなりません。
商品ラインナップが少なければ問題ありませんが、多い場合そうはいきません。
少なくとも、せどり・転売をガチでやっている人は、梱包・配送の手間が最もかかるので代行サービスを利用したほうが良いです。
当然、僕も利用しているのですが、梱包も丁寧ですし、手間も減るのでかなりオススメですよ!
https://twitter.com/taketenbai88/status/1184358997207371776?s=20
色々な代行サービスを使ってきましたが、FBAはAmazonが公式で行っているサービスなので安心することができます。
他の会社でも行っており、色々利用したことがあるのですが、配送が遅かったり検品に時間がかかったりと、何かと手間がかかります…笑
詳しい内容は、下記を参照にしてください(^^)/
これから紹介するメルカリの代行サービスですが、公式では禁止されています。
個人間の取引をしなければならないですし、個人情報を委託するという形は、結構危険だからでしょう。
メルカリの出品代行サービスを利用する3つのメリット
Amazon・ヤフオクでは、出品代行サービスを利用することができるのですが、メルカリでも一応利用することができます。
規約違反になるので、利用は自己責任になりますが、出品する手間や面倒な作業などを一任することができるので何かと便利です!
最近では、メルカリが公式で代行サービスを行うことを発表しましたが、正式リリースは先になるようです。
具体的な内容については、下記のページで解説しています(^^)/
その他の代行サービスを利用するメリットですが、下記が挙げられます。
面倒な作業を一切しなくてもよくなる
配送手続きをする必要がない
手数料は売れた時にしか発生しない
メルカリは個人間の取引になるので、何かとトラブルになることも多いです。
そういう手間を一切カットすることができますし、手間をかけたくない人は利用するといいかもしれませんね!
面倒な作業を一切しなくてもよくなる
まず、メルカリの代行サービスですが、利用するサービスによっては全て行ってくれることがあります。
FBAの場合は、出品・検品は自分で行わなければならず、梱包・配送業務のみ行ってくれます。
しかし、メルカリの代行サービスは、下記のことも行ってくれるのです!
アカウントを取得する
商品を出品してくれる
商品を梱包してくれる
購入者とのやり取り・交渉
要望を伝えれば、その通りに行ってくれます。
これらの作業をしてくれるのは、便利以外の何物でもありません!笑
メルカリのアカウントを渡せば、全て行ってくれるということなので、メルカリが規制する理由もわかります…笑
面倒な作業は全て行ってくれるという認識でいれば、良いです!
僕自身はメルカリを出品であまり利用しないので、代行サービスは利用したことがありませんが、リスクを承知してする価値は大いにありますね(^^♪
配送手続きをする必要がない
メルカリでは、通常商品が売れた時に配送手続きをしなければなりません。
基本的なフローは、下記の通りです。
1.商品を出品する
2.適時購入者とやり取りする
3.購入される
4.梱包・配送する
出品代行サービスは、これをすべて行ってくれます。
梱包・配送をしなくていいのはかなり楽ですし、大量に在庫がある場合は、代行サービスを利用したほうが良いでしょう。
出品代行サービスですが、二つのパターンがあります。
自宅に商品を集荷してくれる場合と、倉庫に商品を配送するパターンです。
後者の場合は、商品を倉庫に送るだけで、あとはすべての業務を行ってくれます。
売れるのを待つのみで、保管料はかかりますが、手数料は売れた時にしかかかりません。
手数料は売れた時にしか発生しない
最後に、手数料に関してですが、メルカリの代行サービスは売れた時にしかかかりません。
※状況によります
保管料がかかるケースもあるので一概には言えませんが、FBAほど手数料が撮られることはないので安心しましょう!
メルカリは、個人でやり取りすることが多いですし、何かと面倒なこともあります。
配送をする際も、検品して梱包しなければなりませんし、手間がかかります。
そういう手間を一切省いてくれて、商品が売れた時にしか手数料がかからないのは、コスパが良すぎるといっても良いでしょう。
メルカリが提携を結んでいるオープンロジの料金システムは公開されていませんが、公式ページでは下記のようなシステムになっていました。
商品のサイズ当たりに手数料がかかり、保管料が日割り計算で発生します。
140サイズの商品を30日保管してもらうと、300円かかるという計算になります。
この辺は、他の代行サービスでも同様なので、一律どこも安い印象ですね(^^)/
手数料が安ければ、必要コストも少なくなるので、個人的にはオススメしたいところです!
メルカリ出品代行サービスを使う際の3つのデメリット
メルカリの出品代行サービスは、確かに便利ですし、使い勝手が良いです。
メリットもありますが、デメリットが存在するのが現状。
代行サービスの内容を見ましたが、便利なことに変わりはありません。
しかし、最悪の場合アカウントが停止してしまう可能性もあるので、注意しましょう!
販売スキル・転売スキルが身につかない
メルカリでは禁止されている行為
利益が減る
これらのデメリットがありますが、正式に発表された代行サービス以外を使って配送するのは、規約で禁止されています。
利用したとしても、規約違反が発覚した時点で、アカウントが停止してしまい、売上金が没収されるのです…
販売スキル・転売スキルが身につかない
業者に代行してもらうというのは、かなり便利なことですし、手間がかからないので個人的にはオススメしたいところ。
しかし、すべての業務を行ってくれるので、販売スキル・転売スキルが身につかないことが懸念されます。
出品代行サービスは、アカウントを作成して、商品を出品して配送までしてくれます。
メルカリで稼ぎたいと思っても、業者が全て行ってくれるわけですから、販売スキルが一切身に付きません。
個人でメルカリせどりをする場合は、下記のフローで行います。
1.商品相場を調べる・リサーチする
2.商品を仕入れる
3.出品する
4.適時やり取りする
5.購入されたら配送する
さすがに、商品の仕入れは行ってくれませんが、③以降の手順はすべて代行サービスが行ってくれます。
よくあるメルカリの値下げ交渉も、すべて業者が対応してくれるので、メルカリせどりの販売スキルはほぼ身につかないといっても良いでしょう。
身につくといっても、①の手順で行う商品相場のリサーチ力くらいです。
リサーチ力が身につけば、メルカリに限らず別のせどりで生かすことができるので、良いと思います。
しかし、手軽に利用できるメルカリの販売スキルが身につかないのは、せどらーにとってはかなり痛手だと思います…
メルカリで稼ぎたいと思っているなら、手間はかかると思いますが、自分で出品して失敗を繰り返すことです。
何度も出品して、失敗して販売スキルを身に着けていって、利益を出していくのが一番最適な方法ですよ!
メルカリでは禁止されている行為
メルカリですが、そもそも代行サービスを使うことが禁止されています。
特定の倉庫に送ったとしても、業者に購入者の個人情報を送らなければなりません。
さらに、”らくらくメルカリ便”を使うと、匿名配送になります。
その場合、あなたのアカウントを代行業者に教えて手続きをしてもらわなければなりませんが、第三者が人のアカウントにログインするのは禁止されています。
正式にリリースされる代行サービスなら問題ありませんが、非公式の代行サービスに個人情報を譲渡するのは危険ですからね…
仮に、代行サービスを利用しているのが運営にバレてしまった場合は、アカウントが停止してしまうこともあるようです。
利益が減る
最後に、利益が減るという点。
これは、代行サービスを利用する上で仕方がないことですが、代行してもらうとその分手数料がかかります。
通常、メルカリを利用する際は、売上から下記の手数料が引かれます。
出品手数料:売上の10%
送料:商品によって異なる
まず、出品手数料です。
設定した金額から10%が、出品手数料になります。
10,000円の商品の場合、1,000円の出品手数料がかかるので、粗利は9,000円。
さらに、そこから手数料が発生するので、さらに差し引かれます。
※500~600円が主流
代行サービスを使うと、さらに手数料が発生するので要注意です!
メルカリは、他のサービスに比べると手数料が高いので、少しでもコストを抑えることが重要です。
最高サービスは確かに便利ですし、その分対価を支払わなければなりません。
それくらいの価値があるなら問題ないと思いますが、その分出品する金額を上乗せしなければならないので、注意しましょう。
メルカリの代行サービスで紹介したい便利なサイト2選!
メルカリでは、出品代行サービスがあることがわかりましたが、オススメできるサイトが二つ存在します。
メルカリで出品や配送の手間が面倒な人は、代行サービスを利用するのも一つの方法ですよ!
具体的なサービス名・サイト名は、下記の通りです。
トリクル
ハコクル
Amazonやヤフオクで利用できる代行サービスは、豊富に存在しますが、メルカリは現状この二つしか利用することができません。
いずれも、メルカリで出品をしことがない人でも、利用できるサービスなのでオススメです!
僕は、ヤフオクで別の外注サービスを利用したことがありますが、正直相性があります!
複数の代行サービスを使って、相性を確かめながら選別していくと良いでしょう。
トリクル
メルカリの代行サービスとして有名なのが、”トリクル”というサイトです。
トリクルでは、下記のサービス内容が存在します。
アカウントの取得作業
商品出品作業
梱包作業
購入者とのやり取り
トリクルという名前の通り、商品を自宅まで取りに来てくれます。
商品を梱包して、箱に詰めてあとは集荷するまで待つだけ。
公式サイトに集荷情報が公開されているので、利用する際は要チェックです!
※対応エリアは東京23区のみ
商品を送るだけで、すべて行ってくれるのはかなり便利なシステムですね!
こちらは、手数料になりますが、少し割高です。
アイテムの販売価格が、2万円の場合は50%の手数料がかかるので、ほとんど利益になりません…笑
商品一つ当たりのプランも存在しますが、こちらも高額です。
高利益の商品なら問題ありませんが、利益がほとんど出ない商品は、手数料で赤字になります。
ハコクル
ハコクルは、トリクル同様の出品代行サービスです。
サービス内容は、下記の通り。
全国に対応している
出品作業
梱包作業
購入者とのやり取り
指定の数の段ボールを届けてくれて、ハコに詰めて業者が集荷をしてくれるというもの。
出品作業・梱包作業もする必要がないので、安心です。
こちらは、代行サービスの手数料ですがやはり高額です。
メルカリの手数料10%をプラスすると、最高でも50%の手数料が引かれます…笑
まとめ
メルカリの商品代行サービスについて解説しましたが、メルカリで稼ぎたいと思っている人は必見です。
出品から配送まですべて行ってくれるので、手間をかけたくない人は利用すると良いでしょう。
しかし、利用に際して壁になることもいくつか存在します。
手数料が高い
メルカリでそもそも禁止されている
一番は手数料が高いということ。
2万円以内の商品なら、50%の手数料がかかってしまいます。
販売価格から50%引かれるとなると、1万円の利益しか出ません…笑
また、メルカリでは禁止されていることですし、利用は完全に自己責任ですよ!