「カメラ転売はもうかるの?」
「カメラ転売で稼げる商品を知りたい!」
コンサル生からも、カメラ転売を始める前は”カメラ転売は儲かりますか?”と聞かれることがあります。
その時に、僕は口をそろえて”儲かります”と答えています。
しかし、儲けるかどうかは何を仕入れて転売するかということです。
”カメラ”と一括りにしても、世の中には様々な用品が溢れていますし、どれを仕入れればいいかわからないのが現状。
そこで今回は、カメラ転売が本当に儲けるのかどうかということについて解説していきます!
初心者でもセドラーにもオススメの転売なので、やり方や仕入れ商品等を紹介していきますね!
よくわかる解説
初心者でも利益を出すことが可能
回転率が速い商品を仕入れるべき
カメラ転売をする4つのメリット
カメラ転売が稼げるかどうか解説する前に、メリットについて紹介していきたいと思います。
色々な商品がある中で、僕がカメラ転売を取り扱ったというのも、このメリットが大きく関係しています。
カメラ転売のメリット
純利益で5,000円程度発生する/1品
出品から数日で売れる
回転率が速い
機種・メーカーを絞れる
この4つのメリットがあるからこそ、カメラ転売をメインに行っています。
他の商品もいくらか仕入れてきましたが、結局カメラ転売に落ち着いたのはこれが理由になります。
純利益で5,000円程度発生する/1品
まず、カメラ転売ですが、利益額が高いということで有名です。
通常のせどりとは異なり、1品当たり5,000円以上の利益が確定しているものが多く、数多くの商品を仕入れずに済みます。
せどりをしている人ならわかりますが、一般的に5,000円以上利益が出る商品は中々見つからないと思います。
見つかるとしても、高利益の商品なので回転率も遅く数日で売れないのがほとんどですよね。
例えば、Amazonで販売中のこの一眼レフカメラ。
Canonの人気商品であり、新品で購入しようとすると60,000円程度します。
ヤフオクで同様の商品を検索すると、45,000円で出品されていることがわかります。
使用回数は1回で元箱付きの新古品なので、ほぼ新品として取り扱うことができるので、55,000円程度で転売しても問題なさそうです。
まだ、終了時間まで1日ありますがこのままの価格で仕入れができたとして
¥45,000円で仕入れたすると、約1万円の価格差があることになります。
この商品を仮にAmazonで¥55,000円販売した場合、販売手数料や送料等を引くと利益は5000円前後になります。
他の商品では中々実現できないような、利益額なのでカメラ転売はオススメです。
※その分多額の資金が必要になります。
出品から数日で売れる
カメラ転売の良いところですが、出品から数日で売れるというところにあります。
後述しますが、回転率が良いというのもメリットの一つであり、新品・中古に限らず、案外カメラは需要がある商品です。
実際に、カメラの販売店舗のスタッフに知り合いがいますが、購入する意図は下記のようなものがあるようです。
新しいカメラへの買い替え
晩年の趣味として始める
別のカメラを試したい
一番多いのは、カメラの買い替えであり、消耗品ということもあって長年使用していれば、故障してしまうこともあるようです。
しかし、頻繁に壊れるわけではないので、”別のカメラを試したい”という理由で買い替えをする人が多いとのこと。
メーカーや種類によって、画素数が違いますし、数年前のものに比べると機能面も違います。
カメラを趣味にしている人からすると、使っていたカメラを下取りに出して新しくカメラを買うという人も少なくありません。
そのため、出品してから数日で売れるような商品が多く、ユーザーの購入意図やトレンドをわかって仕入れれば、利益につながります!
回転率が速い
カメラ転売は、何よりも回転率が速いというのがウリであり、売れる機種や商品というのは限られてきます。
その商品を積極的に仕入れて、転売することで高利益のサイクルにすることが可能です。
メルカリ転売の話でもしましたが、売れ筋やトレンドを把握することが、転売では大きなカギになります。
しかし、その時期しか流行しなさそうなトレンドの商品は、流行が去った時に一気に売れなくなります。
カメラの場合は、世の中から写真がなくならない限りは、一生売れ続ける商品だと思っています。
買い替えや新規で購入するユーザーを対象に、売れている機種を把握して継続して転売することで利益につながるわけです。
機種・メーカーを絞れる
カメラ転売は、ほとんどリサーチが必要ないとも言われています。
例えば、スニーカー転売をする場合ですが、毎回トレンドが変わる中で売れ筋を把握しなければなりません。
ブランドを絞ったとしても、数千種類のスニーカーが表示されますし、ある程度リサーチをしなければなりません。
さらに、仕入れたからといって、購入する人がいなければ意味がありませんし、売れ筋を把握しないと在庫を抱えます。
カメラ転売の場合も、メーカー名や商品を調べるところまでは、スニーカー転売と変わりません。
しかし、売れている商品と売れていない商品が顕著に表れるので、リサーチはほとんど必要ありません。
最初のうちは、”どのメーカーのどの商品が売れているか”をリサーチする必要がありますが、仕入れて転売に成功すればそれを繰り返すだけです。
スニーカーほど希少性はなく、仕入れやすい商品が多いので利回りも期待できますからね!
カメラ転売で生じるデメリットはある?
カメラ転売をする際は、メリットだけではなくデメリットも存在します。
しかし、”売り上げが出にくい”といった転売そのもののデメリットはないので、安心してください!
カメラ転売のデメリット
ある程度の資金が必要
仕入れ先が限られる
主に考えられるメリットですが、それぞれ解消することができるものばかりです。
デメリットがあるからといって、カメラ転売をしなくなるのはもったいないので、事前に把握しておきましょう!
ある程度の資金が必要
まず、カメラ転売ですが、他の商品の転売に比べると1個当たりの単価が非常に高いので、資金が必要になります。
例えば、こちらのCanonのカメラですが、即決価格で6万程度します。
うまく落札できたとしても、5~6万円程度の資金は必要です。
Amazonで転売すれば、2~3万円程度の利益が出そうですが、最低でも自己資金が5万円以上必要ということになります。
利回りが良いといっても、売却してすぐ手元に売り上げが入るわけでもありませんし、カメラ転売初月は、一定の自己資金は確保しましょう。
利益率は、カメラによって変わってきますが最低で10~15%程度です。
月に30万円稼ぎたいと思ったら、300万円の自己資金は必要になるので、要注意です。
※あくまでも目安です
2~3万円のカメラをメインで仕入れるなら、50万円程度の自己資金で済むので、最初のうちは単価が低いものを積極的に仕入れると良いでしょう。
仕入れ先が限られる
仕入れ先が限られるというのも、カメラ転売のデメリットなので、注意したいところです。
カメラ転売をする際は、実店舗で仕入れることもあれば、ヤフオクやAmazon等のネット通販で仕入れることがあります。
基本的には後者で行いますが、中古カメラを仕入れる場合は実店舗のほうが安かったりします。
一定の仕入れ先を確保することができれば、あとは仕入れて転売するだけなので問題ありませんが、確保するまでに手こずる人も多いようです。
どこかの指南書では”関東郊外は難しい”ということが書いていましたが、そんなことは一切ありません。
確かに、実店舗が多いのは東京ですが、ネットを使えば十分仕入れることができるので、心配する必要はありません。
カメラ転売でカメラを仕入れる二つのポイント!
カメラ転売のメリット・デメリットがわかったところで、仕入れをする際のポイントについて解説します。
カメラ転売をする際ですが、高利益をたたき出すためには、下記の仕入れポイントをしっかり把握しておく必要があります。
中古カメラ・ジャンク品を仕入れる
ヤフオクをメインに取り扱う
この2つのポイントを把握していれば、カメラ転売の仕入れで失敗することはないでしょう。
中古カメラ・ジャンク品を仕入れる
カメラ転売では、新品・中古の両方を仕入れることがありますが、利益率が高いのは中古のカメラです。
新品カメラは定価落ちした商品を狙うしかなく、仕入れても利益につながりにくいからです。
中古カメラを仕入れる時は、実店舗かネットで仕入れることをオススメします!
店舗に指定はありませんが、”カメラのキタムラ”等が全国チェーンなので非常にオススメです。
しかし、これは誰もが行っていることです。
周りと差をつけたいのであれば、”ジャンク品を仕入れ”ましょう。
「ジャンク品なんて買う人いるの?」
この様に思う人がほとんどですが、実際にヤフオクでジャンク品について調べてみました。
”カメラ ジャンク”で検索すると、約1万件がヒットし数千円の商品から数十万円するものまで様々でした。
ジャンク品ということは、中古品よりも安く仕入れることができて、内容次第では高く売ることができるものもあります。
ジャンク品と聞くと、”動作しない、使えない”というものを想像する人もいますが、下記の不具合があってもジャンク品です。
フラッシュが光らない
写真は取れるがシャッターが切れない
ピントが合いにくい
電池蓋がない
ミラーがずれている
ボタンが押しにくい
これ以外にも、ジャンク品の定義はありますが、挙げるときりがないのでこの辺にしておきます。
動作しないものだけがジャンク品だけではなく、動いても若干不具合があるものもジャンク品になるわけです。
こちらのCanonのカメラは、写真撮影はできるものの露出に不具合があるとのことで、ジャンク品扱い。
どの程度不具合があるかは、買わないとわかりませんが、仕入れる対象ではあります。
※動作品のため
通常、6~7万円するタイプのカメラを、底値5,000円で仕入れることができるのは非常にお得です。
補足:ジャンク品を販売する理由
ヤフオクでは、かなりジャンク品が出品されています。
Canonのジャンク品でも、約3,000件が出品されているので、数が多いことがわかります。
一般的には、ジャンク品ではない使用に差支えがないものでさえも、出品されていることがあります。
これは、購入者のクレームを避けるという意図があります。
ジャンク品ではなくても、”動作しますがジャンク品です”と明記しておけば、クレームが来たときに言い逃れができますからね。
ユーザーはそれを把握して購入しているわけですから、クレームを言う筋合いはないわけです。
カメラ転売初心者で、カメラの知識がない人が中古カメラをヤフオクで出品するときにありがちなので、ジャンク品はある種おいしいジャンルなわけです。
利用に差支えがなさそうなものを仕入れて、検品して確認して動作に問題がなければ、それを転売することで利益になります!
商品の状態の感じ方は、人それぞれですし、気にならない程度のものも多いですからね!
ヤフオクをメインに取り扱う
新品・中古カメラの両方を気軽に仕入れることができるのは、やはりヤフオクでしょう。
ヤフオクを利用すれば、安く仕入れることができますし、実店舗で仕入れることができないならヤフオクが良いです。
ヤフオクで売れ筋のカメラを調べたい場合は、下記の手順で行うと良い商品が見つかるので非常にオススメです!
売れ筋を見つける手順
1.トップページの”カテゴリーから探す”をクリック
2.家電、AV、カメラを選択
3.カメラ、光学機器を選択
4.入札が多いカメラを見る
カメラのカテゴリーまで進めば、入札が多い人気のカメラがわかります。
現在は、5つのカメラが表示されていますが、それぞれ人気があり回転率が高いカメラとして挙げられます。
どの商品も入札数が多く、いかに人気であるかがわかります。
カメラは中古品でも、美品なら購入する人が多いので、中古で仕入れても問題ありません。
しかし、これだけでは売れ筋を知ることができないので、気になるメーカー+カメラで調べてみましょう。
(Canon、Olympus、NiKON等)
そして、入札が多い順で並び替えると、そのカメラのトレンドを把握することができるので、非常にオススメです!
最も多いもので、100件近く入札されていたので、いかに人気があるのかということがわかります。
仕入れる商品がわかれば、あとはいくらで売れるかを調査して仕入れるだけです!
中古カメラを仕入れる際の3つの注意点
カメラの仕入れ先を確保したら、いよいよ仕入れの段階に移ります。
新品か中古か、仕入れるのは資金や売れ筋の問題ですが、利益につながりやすいのは中古カメラです。
しかし、中古カメラを転売したときは、破損している箇所があればクレームにつながって返品ということにもなります。
その手間を省くという意味でも、中古品を仕入れる際は注意点をしっかり把握しておきましょう。
中古カメラの仕入れの注意点
動作するかどうか
キズがあるかどうか
レンズの状態をチェック
この3つを意識することで、転売したときのクレームになりにくいので実践すべきです。
※知識がない場合はジャンク品として出品するのもあり
動作するかどうか
中古カメラを仕入れる際は、まず動作するかどうかをチェックしましょう。
ジャンク品と書かれていない商品でも、”電源が付かない、シャッターが切れない”というものもあるので注意したいところです。
さらに、動作したとしても、ピントが合わないものもありますし、フラッシュが反応しないものもあります。
使用に際して差支えがあるものは、中古品ではなくジャンク品扱いになります。
ネットで仕入れる場合は、ジャンク品の記載があるかどうか調べ、実店舗の場合は最低限の動作チェックを行いましょう。
仕入れたところで、転売してもクレームに発展するだけで、損してしまうこともあるので要注意です!
キズがあるかどうか
カメラは、”写真が撮れればいい”という人もいれば、キズ等が一切ついていない完備品を求める人もいます。
前者の場合は、中古カメラでもキズがついていても問題ありません。
しかし、外傷はない方が高く売れることが多いですし、見た目もきれいなほうが高く転売することができます。
外傷は気にならない人でも、レンズの傷については気になる人が多いので、よくチェックしておきたいものです。
レンズの傷は、映りに支障が出ることが多いので、クレームに発展しやすいです。
目視で確認して、1枚写真を撮影して問題がなさそうなら、そのまま出品しましょう。
レンズの状態をチェック
カメラは、レンズが命であり、多少のくもりやカビがあるだけで、写真に影響が出るような繊細な商品です。
キズを確認すると同時に、一度レンズをチェックして、くもりやカビがある場合は、専用のクリーナーでふき取りましょう。
※500円程度で購入できます
ホコリやカビは目視で確認できますが、中には顕微鏡で確認しないとわからないようなものもあります。
この場合、カメラ転売をする際にほとんど影響はないので、写りに支障がなければそのまま出品すると良いでしょう。
ただ、目視して確認できる汚れ等は全てチェックしないと、クレームになる可能性があるので注意しましょう!
カメラ転売の実情は?
「カメラ転売は儲からない」
この様な人もいるので、最後にカメラ転売の実情について解説します。
”飽和状態だから儲かるわけない”といわれてきましたが、毎月確定して利益を確保することができているのが現状です。
現在は法人化して、給料を受け取っている僕でも、個人事業主の時にバリバリカメラ転売をしていた時は、100万円以上の純利益は確保していました。
カメラ転売は、数年前からヤフオクを中心に実践している人が多く、出品者が増えてきています。
購入者のニーズを考えると、ヤフオクにユーザーが集中しているので、このチャンスを活かさないのは勿体なさすぎます。
正直、僕が転売をしていた時代に比べると、ヤフオクのカメラカテゴリーは出品数も増えているので、羨ましいくらいです。
実店舗の話をすると、最大手のカメラのキタムラは全国で1,000店舗以上存在するのが実情。
カメラ業界自体の活気もついてきているので、ここでカメラ転売をしない理由があるのでしょうか?
新品よりも中古が売れることが多いカメラ転売ですが、カメラそのものの単価が高いことが大きく関係しています。
「中古なら安いし買いたい」というニーズの元成り立っているので、それにこたえるため安く仕入れて転売するのが我々の役目。
実店舗よりも、ヤフオクのほうが格段に安いので、ヤフオクにユーザーが集中するのも理解できますね。
例えば、こちらのカメラですが、ヤフオクで落札すれば4万円程度で仕入れることができます。
一方、実店舗で購入する場合ですが、消費税込みで5万円ほどになります。
購入者からしても、ヤフオクで購入したほうが圧倒的にお得だということがわかっているので、ヤフオクにユーザーが流れているわけです。
人気がある市場ということに変わりはありませんし、素人が手を出しても継続的に利益を稼ぐことができるのです。
まとめ:カメラ転売は初心者でも簡単に実践できる
カメラ転売を解説しましたが、明らかに別の商品を転売するときよりも違うことが分かったと思います。
カメラ転売ですが、商品を仕入れてから3~5日以内に売れることが多いので、利回りも非常に良いです。
※仕入れる商品によります
理由は様々ですが、やはり下記の通りでしょう。
カメラへの興味関心が増えているから
カメラの買い替えを行うから
昔に比べてカメラ転売をする人が増えたから
カメラ転売は、ライバルが増えてきたので、価格競争が激化することが予想されます。
しかし、安く仕入れることができれば、利益が出なくなる心配もないので安心しましょう。
人気がある商品を仕入れれば、在庫として残ることはほとんどありません。
ある程度の資金は必要になりますが、確保することができれば、安定した利益を稼ぐことができます!