転売・せどりの悩みを徹底解説!

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メルカリ転売は違法行為?3つの事例から学べる4つの対策!

「メルカリで転売するのはNG?」

「メルカリの高額転売で違反になる事例を知りたい!」

 

せどりや転売のツールで、欠かすことができないのがメルカリです。

僕のコンサル生もそうですが、僕自身もメルカリを使って多くの収益を上げてきました。

 

しかし、過去数年で”高額転売”が禁止されている傾向にあり、セドラーにとっては非常に動きにくい状況になっているのです。

結論から言ってしまうと、”メルカリ転売は違法ではない”ということです。

 

その理由も含め、規約違反になる事例等を紹介して、悩みを解決していきたいと思います!

 

よくわかる解説

転売=違法行為ではない

中古品を継続的に転売する場合は古物許可証が必要

取り扱う商品をよく考える

メルカリ転売は違法行為?せどり禁止?

 

冒頭でも説明しましたが、メルカリは転売しても違法性はありませんし、今後もせどりに使えるツールです。

しかし、”メルカリだから大丈夫”というよりは、取り扱う商品によっては違法性があるものもあります。

 

出典:産経ニュース

 

こちらは、実際にメルカリ転売で逮捕者が出たというニュースです。

この場合は、”現金を出品した”ということが問題点であり、出資法違反の容疑で逮捕されたとのこと。

 

エラーコインや旧紙幣等は、グレーゾーンであり、コレクションとしての意図があるなら問題ないようです。

その他にも、メルカリでは下記の商品の出品が違反行為に該当します。

 

利用規約違反商品

偽ブランド品

窃盗品

チケット(定価以上の場合)

 

これらの商品は、メルカリ以外の転売ツールを使ってさばいても違法行為に該当するので要注意です。

人気アーティストがライブをすると、チケットが高額転売されるというのは多く耳にしますが、メルカリでは転売して逮捕された事例もあります。

 

その場合は、”古物営業法違反”に該当して逮捕されたですが、営利目的のチケット転売が論点だったようです。

 

 

その背景もあり、近年ではチケット不正転売禁止法というものが参議院で可決されて、2019年現在施行されています。

考えられるメルカリ違法行為事例

チケットの高額転売が禁止されてから、メルカリで高額転売をする人が少なくなった印象ですが、近年増加している事案があります。

それは、偽ブランド品の高額転売です。

 

偽物だと知らずに転売した場合も、偽物だと知って転売した場合も、違法行為に該当するので、仕入れには注意したいところ。

転売した商品が、偽ブランド品であり、購入者が消費者庁に通報して、出品者が家宅捜査を受けたという事案もあります。

 

 

こちらは、高級ブランドのクリスチャンルブタンの長財布です。

定価で購入しようとすると、8~10万円程度の商品であり、ラグジュアリーブランドとして知られています。

 

こちらの商品ですが、メルカリでよく出回っているコピー品です。

正規店で購入経験がある人なら気づいていると思いますが、写真中央に移っている”赤いカード”は付属しません。

 

 

同様の商品をヤフオクで仕入れる場合は、2万円程度で済みます。

新品未使用商品として、5万円程度で出品すれば3万円の粗利が出るわけです。

 

チケットよりも簡単に仕入れることができ、人気ブランドということもあって回転率も速いことから、高額転売の対象になっています。

コピー品は購入する時点で違法行為なので、”コピー品だと知らなかった”というのだけでは済まされません。

メルカリボックスにある違法転売の質問

メルカリでは、あなたのように”転売が違法かどうか”ということを質問している人もいます。

フリマアプリという位置づけなので、本来は不用品を処分する目的で利用することが多く、違法だと勘違いしてしまう人も少なくありません。

 

【質問】

転売は違法ですか?

【回答】

基本的に、合法です。
製造直売以外の小売りは転売です。ただ、メルカリの出品者の中には気を悪くされる方もいるでしょうが。

引用:メルカリボックス

 

内容によって異なりますし、基本的には合法であるという回答です。

しかし、取り扱う商品次第では違法行為に該当するとのこと。

 

つまり、メルカリの規約に引っかからないような商品を仕入れて、うまく商品を取り扱うということがメルカリを使った賢い転売方法です。

また、違法行為に引っかかる商品ではなくても、極端に同じ商品を仕入れて転売すると通報される可能性もあります。

 

そのため、ガイドラインに引っかからない程度の範囲内で、メルカリを利用することが重要です!

メルカリ転売が違法になる逮捕事例は?

メルカリ転売は、取り扱うものによって違法行為になる可能性があるということを解説しました。

知らなくても、転売した時点で違法行為なので、逮捕された事例もいくつか存在します。

 

主な逮捕事例としては、下記の通りです。

 

1万円を出品

窃盗品を大量出品

偽ブランド・模造品を販売して逮捕

 

これらは、実際に出品して逮捕された事例なので、メルカリ転売をする際に気を付けたいポイントです。

1万円を出品

現在は違法行為として該当しており、出品されていた商品は削除されていますが、1万円を出品して逮捕されたという人がいます。

現金を出品すること自体、どのサイトでもNGです。
(旧紙幣以外は)

 

しかし、1万円を出品したところで、利益につながらないという人も少なくないでしょう。

逮捕事例としては、1万円5枚を”5万円以上で出品した”ということが決定打になったようです。

 

購入する際に、クレジットカードを使用して、マネーロンダリングを行ったことが原因と考えられます。

クレジットカードのショッピング枠を現金化するというものは、ネットで調べるといくらでも出てきます。

 

 

現金化すること自体、グレーゾーンですが、届け出を出している場合は別です。

転売には該当しませんが、利益に目がくらんで違法行為をしてしまった人の末路といえるでしょう。

 

中には、違法とは知らずに出品したという人も少なくありません。

窃盗品を大量出品

衣料品店・リサイクルショップ等で、衣服を窃盗してメルカリに出品して逮捕されたという事例もあります。

 

 

この男性の場合は、衣服のみを販売していますが、過去には腕時計やデジカメといった高額商品を窃盗して転売したという人も、存在します。

窃盗したものと知りながら、それを転売して利益につなげること自体犯罪です。

 

お店の商品以外にも、”ゴミ捨て場の衣服、球場のバット、学校のスポーツ用具”等を無断で拝借して、転売する人も後を絶ちません。

出品した人は重罪ですが、知らずに購入した人も、事情徴収をされる可能性があります。

 

メルカリ等で中古の衣服やスポーツ用具を購入する際は、どういう出どころの商品かしっかり確認したほうがよさそうです。

また、”メルカリの出品対策が甘すぎる”という声も上がっているのが現状。

 

違法行為に変わりはないので、今後メルカリがさらに厳しく転売対策を行うことがわかります。

偽ブランド・模造品を販売して逮捕

一昔前に比べると、偽ブランド品が大量に出品される時代になりました。

メルカリでブランド品を購入する際は、ストアが出品しているものでは無ければ、あてになりません。

 

 

こちらは、スヌーピーのスマートフォンカバーを自主製作して、販売した人が逮捕されています。

この女性の場合は、無地のスマートフォンカバーに商標作品を無許可で販売したことが罪に問われているわけですが、模造品も違法行為の対象。

 

中国・韓国のアジア圏では、偽ブランド品やコピー品が大量に販売されており、輸入して販売するのも違法です。

”バレなければいい”と思う人もいますが、メルカリは不特定多数が見ることができるので、いつバレるかわかりません。

 

この場合、商標法違反に該当するので、”10年以下の懲役、1千万円以下の罰金”に該当する可能性があります。

利益につながるのは良いことですが、犯罪の片棒を担ぐ可能性があるということを優先に考えましょう。

メルカリ転売は違法行為ではなくても”規約違反”になる可能性も!

メルカリ転売ですが、逮捕されないケースもありますが、規約違反に該当する可能性もあるので、要注意です!

メルカリには様々な規約が存在しますが、その中でも規約違反に該当するのは下記の通りです。

 

マネーロンダリング(商品売買を目的としない取引)

製造販売に免許が必要な商品

虚偽情報による出品

公序良俗に違反するもの

 

規約違反に該当すると、アカウント停止処分になることがあるので、注意しましょう。

マネーロンダリング(商品売買を目的としない取引)

先ほども解説しましたが、現金を出品する行為は規約違反・違法行為の二つに該当します。

詳しく説明すると、”商品の売買を目的としない取引”というものに該当しています。

 

本来、メルカリでは商品を出品して購入するというのが基本的な流れになります。
(例:不用品、仕入れ品等)

しかし、マネーロンダリングの場合は、ポイントや現金を商品として出品する行為です。

 

本来の価値以下なら問題はありませんが、紙幣価値・ポイントの時価総額以上の値段で出品するのが規約違反です。

 

ポイントカード(ポイント付き)

メルカリのポイント移行(無在庫出品)

 

これらも規約違反に該当する可能性が高いので、注意したいところです。

製造販売に免許が必要な商品

メルカリでは、製造販売に免許が必要な商品も、出品すると規約違反に該当する可能性が高いです。

酒税法・食品衛生法に該当するものが対象であり、メルカリで転売すると違反行為に該当します。

 

酒類(継続的に販売する場合)

生肉(食品衛生法違反)

加工食品

 

既製品を販売する分には問題ありませんが、独自に製造して販売する場合は保健所の許可証が必要です。
(例:手作りジャム、ドリンク等)

酒類に関しては、継続的に出品することなく、一時的に在庫を処分する程度なら問題ありません。

 

しかし、利益が継続的に出るような商品の場合は、酒類販売免許が必要になるので注意しましょう。

虚偽情報による出品

こちらは、偽ブランド品・コピー品などが該当します。

メルカリでは、商品説明を書くことがありますが、そこでは情報を偽りなく書く必要があります。

 

よくありがちなのが、偽ブランド品を「正規品です」と書いて出品することでしょう。

 

 

購入者は、それを本物だと思って購入するわけですから、購入後のトラブルに該当します。

悪意(知っていて売った場合)でも、善意(知らなくて売った場合)でも、事実確認はしっかり行いましょう。

 

先ほどの長財布の事例もそうですが、ネットで調べればいくらでも出てくる情報です。

購入者から”偽ブランド品だった”といわれたとしても、言い逃れすることはできませんからね。

 

最初から違法性がないのかどうか調べてから商品を売却するようにしましょう。

公序良俗に違反するもの

この商品は、アダルト関連のグッズになります。

商品は様々ですが、AVやアダルトグッズは出品した時点でNGです。

 

メルカリは、全年齢が対象で購入することができるので、公序良俗に違反するものは出品が禁止されています。

違法行為ではありませんが、アカウントが停止する可能性もあるので、注意しましょう。

補足:メルカリ転売で禁止されている商品

メルカリでは、出品が禁止されている商品が紹介したもの以外にも存在します。

Amazonやヤフオク等で取り扱っていて、利益が出ている商品でもメルカリでは禁止されているケースも少なくありません。

 

違法行為ではありませんが、規約違反に該当するとメルカリを利用することができなくなるので注意しましょう。

 

 

こちらに公開されているのは一部であり、その他にも条例で禁止されているような商品は禁止されています。

しかし、モラルに違反しない程度の商品なら問題ないので、気にする必要はなさそうです。

メルカリ転売で違法にならないための対策4選!

メルカリ転売では、取り扱う商品によっては違法行為になることがわかりました。

知らなかったでは済まされない世界なので、合法的で利益が確定する商品を積極的に仕入れましょう。

 

具体的な対策としては、4つ挙げることができます。

 

利用規約を一読する

権利侵害は要注意

国際条約も一読する

古物商許可証を取得する

 

これを注意すれば、問題ありません。

利用規約を一読する

まず、基本的なこととして、利用規約を一読しておきましょう。

メルカリには様々な規約が存在し、違反した時点でアカウントが停止します。

 

 

私の友人から提供してもらった画像ですが、違法行為を繰り返していると、一時的にアカウントが停止します。
(友人の場合は1か月の利用停止処分)

これが繰り返し行われる場合は、アカウントそのものが使えなくなる可能性が高いので、注意しましょう。

 

ルールを守ることは重要であり、どのツールを利用してもそれは変わりません。

ヤフオクにはヤフオクのルールがあるように、メルカリにはメルカリのルールが存在します。

 

法律的には違反ではなくても、メルカリで違反していたら、それなりの処分を受けるのは当然です。

利用規約に違反して、メルカリ転売ができなくなるのは、勿体ないのでルールはしっかり守りましょう!

権利侵害は要注意

法律には、”著作権、知的財産権”といった○○権というものが存在します。

逮捕されることはなくても、規約違反に該当する可能性もあるので、意識した置きたいポイントです。

 

特に、知的財産権に関しては、意識したいもの。

過去に”ノベルティグッズ”として、ラグジュアリーブランドの模造品が多く出回ったことがあります。

 

ノベルティグッズとは、実際に店舗に行って購入した人しかもらうことができないものですが、ほとんどが模造品です。

 

 

知的財産権を侵害しているものが多く、公式HPでも注意喚起がされたほど。

特に、シャネルのノベルティ商品は、化粧品以外は基本的に模造品です。

 

”○○風”というものもNGであり、知的財産権を侵害しているような商品は、基本的に禁止されています。

莫大な利益が出ている場合は、警察が関与することも多く、”10年以下の懲役か1,000万円以下の罰金”の処罰を受ける可能性もあるので要注意!

国際条約も一読する

メルカリ転売では、出品した時点で逮捕される商品も存在します。

それは、”ワシントン条約”に違反している商品です。

 

海外輸入転売、中国輸入等で利益を出している人もいますが、ワシントン条約に違反しているものを仕入れて出品した場合、違法行為に該当する可能性が非常に高いです。

 

ワシントン条約は、環境保護を目的とされた条例であり、下記が制定されています。

 

絶滅危惧種の生物(植物、種子も含む)

輸入が禁止されている動物の販売禁止

 

要は、絶滅する恐れがある希少種の動物を、むやみに捕獲したり販売したりしない条約です。

しかし、仕入れて販売すること自体禁止されているわけではなく、意図があって販売するなら問題ありません。

 

その場合は、許可証・認可証を輸入国から受ける必要があります。

経済産業省に提出して認可されることもあるので、輸入する際は必ず取得するようにしましょう!

古物商許可証を取得する

カメラ転売もそうですが、中古品を転売する目的で購入し、継続的に利益を得るには免許が必要になります。

おそらくせどりを行っている人のほとんどが、中古品を仕入れているので、古物商許可証というものを取得しなければなりません。

 

中古品に限らず、チケットの高額転売等も違反行為に該当します。

家にある不用品を処分するという範囲内であれば、古物商許可証は必要ありませんが、継続的に利益を出したいと思っているなら、取得は必須です。

 

僕ももちろん取得しており、個人・法人に限らず、免許があるだけで信用度が違います。

”転売行為が違法ではない”という人もいると思いますが、取り扱う商品や状態によって左右されるようです。

 

メルカリで取り扱う商品が多い場合や、繰り返し中古品を転売する場合は、違法行為と判断されることもあるので要注意です。

まとめ

メルカリ転売が違法なのかどうかについて解説しましたが、転売した商品や状態によって左右されることがわかりました。

実際に、転売して逮捕された事例もあるので、その辺はしっかり注意して転売商品を取り扱いたいものです。

 

また、紹介した商品はメルカリに限らず、他の転売ツールでも同様に違法行為に該当します。
(例:ヤフオク、Amazon)

近年では、転売を防止するために、様々な法律ができたという事例も少なくないので、今後法規制が厳しくなる可能性もあります。

 

仮に、あなたがメルカリ転売を始める場合は、違法性がなく継続的に仕入れることができる商品を仕入れて、利益を拡大したほうが安全ですよ!

  • B!