せどり・転売では、Amazonを利用することが多く、FBA等を使って出品する人もいます。
世界的に有名なECサイトですし、商材によっては即売れするものもあります。
「Amazonのコンディションについて知りたい!」
「Amazonで転売をするならコンディションを把握したほうがいい?」
「コンディションを把握したらどうなる?」
今回は、Amazon転売でも重要になってくるコンディションについて紹介します1
Amazonのコンディションは、出品する上で重要になってくるジャンルであり、理解していないとアカウントが停止してしまう可能性もあるので注意しましょう!
よくわかる解説
コンディションが正しくないとクレームに発展する
コンディション次第でどうなるか決まる
正しいコンディションをつけることが重要
そもそもAmazonのコンディションとは?:序章
まず、Amazonのコンディションについて知らない人のために、簡単に概要を説明します。
Amazonのコンディションとは、商品を出品する際に”どういう状態の商品なのか”ということを示す指標です。
顧客満足度の向上
出品不可商品の出品防止
出品禁止商品の出品防止
この様な理由から、Amazonではコンディションを定めています。
仮に、あなたがAmazonに出品する場合に、状態とは異なるコンディションを設定してしまうと、アカウント閉鎖・停止になってしまうので要注意ですよ!
新品・中古商品というのは、状態によって値段が大きく変わります。
例えば、こちらの商品。
レゴでは非常に人気のあるジャンルですが、新品と中古でここまで価格差があります。
仮に、中古の安い商品を仕入れてきたとして、”新品”で出品してしまうと、ユーザーが購入した際に困ります。
クレームに発展して、コンディションを偽っていることがバレると、アカウントが削除されることもありますよ!
Amazonのコンディションについて解説します!
Amazonですが、出品する際にコンディションを設定しなければなりません。
どういう商品なのかを示す指標になっているので、設定は必須です。
Amazonのコンディションは、大きく分けて二つ存在します。
新品商品
中古商品
この二つだけですが、新品商品として出品するためにはそれなりの基準をクリアしている必要があります。
知らないまま出品すると、知らないうちにアカウントが停止してしまうということもあるので要注意!
さらに、中古商品にはランクがそれぞれ存在し、”ほぼ新品”というコンディションが最上位クラスです。
このランクであれば、中古品として出品するものの、回転率が高いのでおすすめですよ!
※商品の状態にもよります
Amazonで今後商品を販売したいと思っているなら、把握して損はありません。
Amazonが定める新品と中古の基準
まず、Amazonが定める新品と中古の基準について紹介します。
ガイドラインを見ると、以下のように記載されています。
新品商品:未開封・未使用品
中古品:開封品・使用品
つまり、開封していない限りは新品商品として取り扱うことができます。
ただ、出品する商品によって、このコンディションは異なります。
例えば、未開封の未使用品だとしても、箱の色あせや傷があれば、新品として出品できない可能性があります。
その他にも、”付属品がない・保証書が欠品している”といった理由で、新品コンディションを選べない可能性があるので注意しましょう。
また、中古商品ですが、それそれコンディションが分けられています。
- ほぼ新品
- 非常に良い
- 良い
- 可
それぞれランクがあり、ほぼ新品であれば回転率も高く売れやすいです。
仕入れた商品の状態によって、適切なコンディションをつけることが重要ですよ!
違うコンディションをつけると、返品やクレームにつながることもあります。
最終的には、運営に通報されてアカウントが停止してしまう場合もあるので、しっかり意識しましょう。
コレクター商品について
Amazonには、新品商品・中古商品とは別に、”コレクター商品”というものが存在します。
コレクター商品とは、その名の通りコレクションするような商品であり、以下が該当します。
レトロ玩具
ビンテージ品
サイン入りCD
限定品・非売品
つまり、通常の商品に比べて付加価値がついた商品になります。
中古品ということもあって、なかなか売れないと思う人もいますが、付加価値が付くことで商品価値が高まります。
ちなみに、Amazonの”コンディションガイドライン”には、以下の表記があります。
Amazonが公式でも発表している通り、コレクター商品は通常価格よりも高く販売することが推奨されています。
仮に、付加価値のある商品を仕入れてAmazonで転売する場合は、新品商品よりも高くすることで希少性が生まれて売れやすくなりますよ(^^)/
ただし、この付加価値というのは付けづらい部分でもあります。
あなた自身が設定するので、“言い値”になってしまいますし、購入者が価値を決めるので多少高く見積もっても問題ないでしょう。
普通の中古品を、”コレクター商品”として販売してしまうと、クレームになる可能性があります。
この場合、アカウントが停止してしまうこともあるので、要注意です!
ほぼ新品以下のコンディション
Amazonには、新品と中古に分けられるのですが、中古商品にはそれぞれランクがあります。
”ほぼ新品”というのが最上位であり、その他は以下が挙げられます。
非常に良い
良い
可
コンディションランクというのは非常に付けづらく、コレクター商品の値付け同様に、自分で判断してから設定しなければなりません。
仕入れをして出品する際に、検品することもあると思いますが、一般的に状態が良いものであれば”ほぼ新品”として出品すると良いでしょう。
しかし、多少使用感がある場合は、それ以下で出品したほうが無難です。
ちなみに、僕なりの基準で言うと以下のような商品でコンディションを設定しています。
- ほぼ新品:開封品の未使用品※保証書、説明書付き
- 非常に良い:開封品の使用品※使用頻度は低め
- 良い:状態がそれなりに悪い商品
- 可:使えはするが状態が悪い商品
ちなみに、良い・可のコンディションの商品はほとんど売れません。
いくら価格が安くても、使用感がある商品は、購入しないのも理解できます。
このコンディションというのは結構曖昧につけられている場合が多いです。
Amazonでいくつか商品を購入したことがありますが、状態が悪いものが”非常に良い”コンディションで出品されていたこともあります。
Amazonのコンディションが改変!簡単に内容を説明します!
Amazonのコンディションですが、2020年に入って少し改変されました。
複数の項目が変更されましたが、せどり・転売をしている人に影響するのは、新品の定義くらいでしょう。
「どういう商品が新品か気になる」
「新品商品はどこまで?」
「中古商品よりも売れる?」
この様な悩みを抱えている人もいると思うので、今回改変された新品の定義について解説していきますね!
ちなみに、このコンディションを把握して出品しないと、アカウントが停止してしまう可能性も多いにあります。
それを控えるためにも、しっかり状態については把握しておきましょう。
基本ベースは、”未使用品・未開封品”であることが前提です。
個人仕入れの商品のガイドライン
まず、Amazonのコンディションで禁止されているのが、個人仕入れの新品商品です。
こちらは、ガイドラインに記載があるのですが、”個人の新品販売”は禁止されています。
例として挙げられるのは、”メルカリ・ヤフオク”などで商品を仕入れる場合です。
新品コンディションで仕入れてきた商品を、そのままAmazonで新品商品として横流しするのは禁止されています。
ただ、仕入れ先がどこなのかということはAmazonでも把握することができないポイント。
現段階では、何も求められていませんが、モノレートが急に終了したように、何かしらの書類の提出を求められることも考えられます。
(例:個人から仕入れていない証明、お店の領収書等)
そのため、メルカリ等で仕入れた商品は新品コンディションで出品するのは控えましょう。
万が一バレた時のことを考えると、アカウントが停止してしまう可能性もあるので要注意ですよ!
特に、アカウントを守って継続的にAmazonで販売したいと思っているなら、しっかり守るようにしましょう。
アカウントが停止してしまうと、以下のようなことになります。
商品が出品できなくなる
FBA納品した商品の返品
売上金全額没収
そのため、変なコンディションを付けないためにも、しっかり設定しておくことが重要です。
補足:新品として出品できないだけ
Amazonがガイドラインで禁止しているのは、個人で仕入れた商品を”新品で”出品することを禁止しています。
これは、新品として出品できないだけであり、別のコンディションでは出品できます。
一般的に需要がある商品で、状態もそこまで悪くないなら、”ほぼ新品”として出品しても問題ありません。
例え、メルカリなどから”未開封・未使用”の商品を仕入れたとしても、ガイドライン上では新品商品として出品できないので、ほぼ新品で出品すると良いでしょう。
回転率が上がる
多少安くすれば売れる可能性大
ガイドラインに抵触しない
イレギュラーな規約なので、弊害になる可能性も高いです。
これを避けるためにも、コンディション選びは徹底すると良いでしょう。
メーカーの保証ができない商品は認められない
次に、新品商品でも、メーカーの保証ができない商品は新品として認められません。
家電などが良い例であり、Amazonで商品を購入した際に、保証が受けられない場合は中古商品として出品しなければなりません。
保証書が付属していない
保証印が押されていない
保証の期間が切れている
この様な商品の場合、ユーザーからクレームに発展します。
それを避けるために、運営は新品としての出品を禁止しているのです。
ほぼ新品で出品する場合は、「未使用・未開封品ですが保証書欠品のため中古です」と表記すると良いでしょう。
保証が受けられないというのは不安ですが、そこまで気にしない人も多いですよ!
仮に、家電を仕入れる際は、保証の内容を確認してから転売するかどうかを判断しましょう。
中には、出品できないものもありますし、事前に確認して損はありませんよ!
Amazonで仕入れた商品を出品するとアカウントが停止する可能性がある
Amazonですが、タイムセール等で安くなった商品を仕入れて、再度Amazonに転売するとアカウントが停止してしまうことがあります。
この手法は、”刈り取りせどり”と呼ばれるものであり、タイムセール以外にもトレンドせどりで行われていました。
最近の商品で言うと、任天堂Switchが挙げられます。
任天堂Switchは、感染症の影響から一時的人気がある商品になり、市場に多くの商品が溢れました。
※ピーク時は200台以上の出品
4万円~5万円台が平均相場でしたが、価格競争から離脱した人が相場よりも安く出品することがあります。
不良在庫として抱える前に、値下げをして商品を販売する手法です。
刈り取りせどりは、Amazonでは一般的な手法でしたが、コンディションの関係からクレームが多くて今では禁止されています。
個人の仕入れ同様に、バレることは少ないですが、実際に刈り取りせどりをして、アカウントが停止した人もいます。
https://twitter.com/sunsunyuhi/status/1222821724556652544?s=20
中古として出品すれば問題ありませんが、それでもリスクが高いので控えたほうがよさそうです…
それに、冒頭でも解説した通り、新品・中古では値段が一切異なりますし、それだけで稼ぐのは厳しいですよ!
Amazon転売をする人がガイドラインを準拠するために行う4つのこと
Amazonでは、コンディションガイドラインに準拠しないとアカウントが停止してしまう可能性があります。
アカウントが停止すると、売上金が没収されたり、Amazonで販売ができなかったりするので要注意ですよ!
仮に、あなたが今後Amazonで転売をしたいと思っているなら、これから紹介する4つのことをしっかり意識しましょう。
アカウントを停止させないためにも、行うべきですよ!
商品がガイドラインに抵触していないかどうか
ガイドラインに違反すると出品が停止する
FBA納品を積極的に利用する
違反商品があれば即削除する
この様に、コンディションガイドラインに沿った転売をすることで、安心して稼ぐことができますよ!
ガイドラインに抵触してしまうと、今後Amazonが利用できなくなるので、それだけは避けたいですからね…
商品がガイドラインに抵触していないかどうか
まず、確認したいのが取り扱っている商品がガイドラインに抵触していないかどうか確認しましょう。
コンディションに限らず、そもそも違法性がある商品というのは出品が禁止されています。
メーカー販売商品※出品制限・出品規制の可能性がある
危険物※火薬・薬品等
海外のサプリメント
この辺は、出品そのものが規制されているので、取り扱っている場合は即取り下げましょう。
ガイドラインに沿った商品ではないと、違反行為になってしまうので要注意です!
また、コンディションの話をすると、状態が異なる商品を出品した場合は、クレームに発展する可能性があります。
少し時間がかかりますし、面倒ではありますが、一度出品した商品のコンディションが正しいかどうかチェックしましょう!
ガイドラインに違反すると出品が停止する
仮に、出品している商品がガイドラインに違反していることがわかると、出品が停止してしまうので注意しましょう。
この場合、一度の出品なら取り消しされて済みますが、状況次第ではアカウントそのものが停止してしまう可能性もあります。
そうならないためにも、ガイドラインに抵触している商品は、一度出品を取り下げて再度別のコンディションで販売すると良いでしょう。
新品→ほぼ新品
ほぼ新品→非常に良い
この様に、ワンランク下げることをオススメします。
ガイドラインに抵触する可能性が高いのは、新品商品です。
理由は様々ですが、商品に問題がなかったとしても、販売状況に問題がある場合も多いです。
(例:仕入れ先が個人、刈り取りをした等)
この場合、”新品で販売すること”が問題であり、中古で販売するのは問題ありません。
そのため、仮に商品を販売する際は、”未使用・未開封品”以外は基本的に中古として出品しましょう!
FBA納品を積極的に利用する
Amazonに出品している商品で、FBA納品をしている場合に、ガイドラインに抵触したとします。
Amazonでの販売が困難になった場合は、一度登録している住所に商品が返品されてしまいます。
コンディションが不適切だった
違反商品だった
季節的に納品できない商品だった※アイス・チョコレート等
この様な理由から、FBA納品した商品は返品されてしまいます。
仮に返品された場合は、再度FBAに登録しなおす必要があるので注意しましょう!
結構面倒な手続きかもしれませんが、Amazonで出品するには必要なことです。
出品し続けてアカウントが停止してしまうよりも、十分マシです!
違反商品があれば即削除する
Amazonでは、SKUというものを設定することができます。
自由に設定することができるのですが、商品に個別で設定されている番号のことを指します。
商品が違反していれば、登録情報から削除する必要があるので、SKUから削除しましょう。
削除せずに、同じSKUで出品するのは意味がありません。
そのため、流れとしては以下の通りになります。
1.ガイドライン違反の商品が見つかる
2.SKUから削除する
3.再度出品する
4.SKUを新しく設定して出品
この様な手順で進めることで、違反行為に抵触することなく商品を再出品できます!
せっかくコンディションを変えて出品したのに、ガイドラインに抵触したままだと、再出品する必要がありませんよ!
まとめ
今回、Amazonのコンディションについて解説しました。
コンディションは、商品の状態のことを指し、購入者からすると重要なものです。
そのコンディション次第で、クレームに発展することもありますし、注意したいところです。
クレームに発展してしまうと、そこからアカウントが停止する場合も考えられます。
これを避けるためにも、しっかりコンディションはチェックすると良いでしょう。
商品状態を検品時にチェックする
付属品・保証書の確認
購入元のコンディションを参考にする
検品する際に、コンディションをしっかりチェックしておくと、クレームになることも避けられますよ!
付属品・保証書等があれば、”ほぼ新品”として出品できる可能性もあるので、要チェックです!