Amazonを利用していると、真贋調査の依頼が来ることがあります。
真贋調査とは、「出品している商品が正規品かどうかチェックすること」を指します。
「Amazonで真贋調査が来る原因を知りたい!」
「Amazonで真贋調査が来た場合はどうすればいい?」
「真贋調査が来た際にできる対策を知りたい!」
今回は、Amazonの真贋調査について解説していきたいと思います!
フィギュアやメディア関連を出品している人は、真贋調査の依頼が来やすいので、特に注意しましょう!
よくわかる解説
アカウント開設から1年未満の人は真贋調査が来やすい
”請求書・領収書・販売証明書”の提出が必要
提出できない場合はアカウントが閉鎖する可能性がある
Amazonの真贋調査とは?:序章
Amazonでは、新品商品・中古商品にかかわらず、真贋調査が来ることがあります。
真贋調査が来る際は、Amazonからメールが届くのですが、実際に真贋調査が来た人も多く存在します。
https://twitter.com/5OPVwaFqJJwNbzP/status/1247036962587832320?s=20
出品する商品によって、真贋調査が来るかどうかが決まっているようです。
中でも多いのは、下記のジャンル。
商標権を無視した模造品
フィギュア
CD・DVD
ゲーム機※PS4、Switchは特に
状況次第では、真贋品ではない場合でも真贋調査が来る可能性もあるようです。
Amazonから真贋調査が来た場合は、指定された書類を提出しなければなりません。
具体的には、下記の通りです。
- 購入時の請求書
- 業務改善書※PDFに提出する
- 販売証明書※メーカーから正式に発行されたものに限る
全て必要になることもあれば、指定されたもののいずれかを提出すると解除されることもあります。
どれも準備できない場合は、アカウントが閉鎖し売上金などが没収される可能性もあるので注意しましょう!
さらに、アカウントが閉鎖されてFBAに商品がある場合は、Amazonに登録している住所にすべて返送されてきます。
真贋調査は、”Amazonアカウント開設から1年未満”の人が対象になることが多く、開始して1週間~2週間程度で真贋調査が来ることもあります。
しかし、Amazonが求める書類を提出すれば問題ないので安心しましょう(^^)/
Amazonの真贋調査で行っていること
そもそも、Amazonの真贋調査について知らない人のために、詳しく概要を説明していきたいと思います。
Amazonでは、「この商品は本物?偽物?」と疑いがあるものに際して、真贋調査を行います。
こちらの商品は、Amazonで出品されている商品です。
「○○風」と検索すればヒットするのですが、GUCCIの模造品のスマホケースであることがわかります。
Amazonでは、ブランド品が販売できないことから、規制がかかりにくい商品を出品する傾向にあります。
商標権を無視した商品の場合は、メーカーからのクレームにより真贋調査が入る可能性も少なくありません。
さらに、GUCCIを意識したような商品も販売されています。
こちらはGUCCIのバッグではなく、”ENVOY"というメーカーの模造品になります。
ブランド品の部類に入らないので、販売許可なく出品できる商品の例です。
こういう商品を取り扱っていると、真贋調査が来る場合があるので注意しましょう。
Amazonで真贋調査が入る仕組みを3つ解説します!
Amazonは、取り扱う商品によって真贋調査が入ります。
特に、ブランドの模造品やフィギュア等の商標権があるものを仕入れて販売している人は、要注意です!
真贋調査が入る人と入らない人がいますが、仕組みは下記の三つが挙げられます。
Amazonによる新規出品者のランダムチェック
顧客のクレームによるチェック
メーカーから調査の依頼が来る
特に、Amazonのアカウントを開設してから日が浅い人は、ランダムチェックの対象になる可能性が高いので注意しましょう!
必ずしも、真贋品を出品しているからというのが対象ではなく、普通の商品でも真贋調査が来ます。
Amazonによる新規出品者のランダムチェック
Amazonの真贋調査ですが、基本的にランダムチェックで行われることが多いです。
※クレームが入らない限り
抜き打ちで行われているので、真贋調査の依頼が来た場合は、しっかり対応しなければなりません。
実際に、Amazonの抜き打ちチェックをされた人が、アカウント閉鎖をされたとして申し出を行っていました。
基準については明確にされていませんが、先ほども紹介した通り、”アカウント解説から1年未満”の人が対象になるようです。
この場合、ランダムで3つの商品をピックアップして真贋調査が入ります。
その際に、必要書類を提出すれば、真贋調査をクリアすることができます。
購入時の請求書
領収書※なければレシート
契約書
発注書
ランダムチェックの場合は、これらのいずれかが商品別に提出することができれば真贋調査を解除することが可能です。
提出できずに、真贋調査を放置していると、先ほど紹介した人のようにアカウントが閉鎖する可能性もあります。
最も現実的に解除する方法は、領収書を提出することでしょう。
レシートでも代用できるそうですが、メーカーが発行した正式なものではないので、はじかれる可能性も高いです!
補足:新規出品者・新規アカウント開設者が真贋調査の対象になる理由
ランダムチェックで、真贋調査が入る場合、新規出品から1年以内のアカウントが対象になることがほとんどです。
その理由として考えられるのは、下記の通りです。
利用規約・ルールを守らない人が増えたから
新規アカウントでの偽物出品が相次いだから
コンディションを偽る人が増えたから
どの販売先でもそうですが、新規出品者はあまり信用性がない場合が高いです。
アカウントを作り直すことで、違法性が高い商品を出品して利益を出そうとする人が増えたのが現状です。
さらに、テレワークの推奨・副業の推進から転売をする人が増えたのも理由の一つ。
Amazonは、メルカリやヤフオクに比べると、規約・ルールが厳格に定められています。
全員がルールを守って出品するわけではなく、人によってはAmazonを悪用する人も増えたわけです。
そういう悪質なユーザーを規制するために、アカウント開設から1年未満の人はとりあえず真贋調査をするわけです。
顧客のクレームによるチェック
次に、顧客によるクレームから真贋調査に発展するパターンです。
ブランド品は、メーカーの出品規制が入るので出品できませんが、下記の商品は申請許可なく出品できます。
フィギュア
CD・DVD※一部
スニーカー※一部
特に、真贋調査が入る可能性が高いのが、フィギュアです。
フィギュアはコレクターが非常に多く、プレ値が付く商品も多いので、Amazonで出品している人も少なくありません。
店舗等で、正式に仕入れた商品なら真贋品の可能性は薄いですが、二次流通市場で仕入れた商品は偽物の可能性があるので注意しましょう!
(例:ヤフオク・メルカリ・ラクマ等)
フィギュアを販売しているメーカーでは、二次流通市場で偽物が増えたことにより、模造品の特徴をサイトで発表しています。
何も知らずに仕入れて出品すると、違和感に気付いた購入者がAmazonに通報して、真贋調査が来るというのが基本的な流れです。
偽物だと発覚した場合は、真贋調査になるので、証明書・業務改善書を提出して出品を取りやめなければなりません。
(新規商品の出品停止・アカウント閉鎖の可能性がある)
先ほど紹介した人も、フィギュアを仕入れたところ真贋調査が来たとのこと。
正規品であれば、領収書を発行してもらえると思うので、真贋調査が来たときに対応できるように準備しておくと良いでしょう!
メーカーから調査の依頼が来る
Amazonでは、メーカーから通報が来るケースがあります。
初回の通報は、メーカーから直で通報が来るのでAmazonを通して行いません。
商品を独占している可能性がある
偽物の可能性がある
この様なパターンで、通報されるわけですが、この段階ではまだ真贋調査に発展することはありません。
出品を取りやめて、謝罪文とともにメール・電話などをすれば、穏便に解決することができます。
通報が来やすい商品は様々ですが、主に下記が挙げられます。
- 商標権を無視した商品※輸入品にありがち
- ヘルビ用品※海外輸入品、メーカー独自出品商品
Amazonにありがちなのが、商標権を無視した商品です。
例えば、こちらの商品ですが、ポケモンのキャラクターのAirPodsケースになります。
しかし、運営が公式で販売しているわけではなく、韓国・中国で製造されている模造品です。
※よく見ると説明分に違和感があります
こういう商品を出品すると、商標権を侵害されたメーカーから通報されてしまいます。
(商標権違反・著作権侵害)
また、商品によっては真贋品ではなくても真贋調査が来る場合があります。
ヘルビ用品にありがちですが、メーカーから通報されて真贋調査が入る可能性があります。
しかし、この場合出品制限・出品規制の対象になるだけであり、業務改善書を提出するだけで解除できるという話もあります。
同じ商品を二度と出品することはできませんが、アカウントが閉鎖することと比べると、安い方ですね(^^)/笑
Amazonやメーカーから、出品停止の要請が来た場合は、素直に応じて解除するようにしましょう!
Amazonの真贋調査依頼が来る場所を2つ紹介します!
新規出品者であれば、Amazonから真贋調査が来ることは日常茶飯事です。
特に、著作権・商標権がある商品は、真贋調査の対象になる可能性があるので注意しましょう。
真贋調査ですが、大きく分けて下記の部署から連絡が来ます。
アカウントヘルスサポート
アカウントスペシャリスト
Amazonせどりの経験者であれば、耳にしたことがある部署だと思います。
初回はアカウントヘルスから連絡が来て、それで解決しない場合はアカウントスペシャリストに移行するというイメージです!
アカウントヘルスサポート:初回
まず、Amazonの真贋調査が来る場所はアカウントヘルスサポートからです。
セラーセントラルにあるサポートセンターであり、出品に使っているアカウントが正常なもので悪用していないか判断します。
アカウントヘルスという指標によって決められますが、購入者基準で数値が決まります。
スムーズに購入できて、ストレスなく商品が届けばアカウントヘルスから連絡が来ることはありません。
フィギュア等の商品を購入したユーザーが、商品が偽物だと判断してクレームに発展した場合は、アカウントヘルスの数値が下がるので真贋調査に発展します。
アカウントヘルスを確認したい場合は、下記の手順でチェックしましょう。
1.セラーセントラルにログイン
2.パフォーマンスカテゴリーをクリック
3.アカウントの健全性をクリック
4.カスタマーサービスのパフォーマンスをクリック
セラーセントラルには、様々なタブが並んでいますが、”パフォーマンス”のタブをクリックしてアカウントの健全性というものを開きます。
こちらをクリックすると、”健全性ダッシュボード”というものが開きます。
こちらでは、出品パフォーマンスについての例を見ることが可能です。
こちらの評価が低い場合は、真贋調査が入る可能性が高いので注意しましょう!
ただし、アカウントスペシャリスト(以下アカスペ)に比べると、丁寧な対応をしてくれます。
電話対応も可能で、下記のことを教えてくれます。
- 違反箇所
- 訂正すると良い箇所
- 真贋調査を解除する方法
基本的にはメールで解決することが多いですし、アカウントが閉鎖するまでに猶予があります。
仮にアカウントヘルスから連絡が来た場合は、下記の書類を提出すれば真贋調査を解決することが可能です。
メーカーへの請求書
業務改善書
両方を求められることもあれば、いずれか片方を提出してクリアした人もいます。
こちらは、真贋調査の対象となった商品によって異なるので、適時対応できるようにしっかり用意しておくと良いでしょう。
アカウントスペシャリスト:二回目以降
次に、アカスペですが、アカウントヘルスで対応することができなかったら、部署がこちらに移ります。
Amazon転売をしたことがある人なら、アカスペの存在を知っている人も少なくありません。
アカウントヘルスに比べると、メールの対応しかしていませんし、電話対応は一切行っていません。
メールもテンプレで返ってくるので、冷たく感じる人も少なくありません…笑
アカスペは、Amazonの商品管理・在庫管理を行っている部署で、模造品・商標権違反商品等が出品されないか管理する部署でもあります。
ちなみに、アカスペから真贋調査の依頼が来た場合は、諦めたほうが身のためです。
というのも、真贋調査を解除する際に求められる書類が用意できないからです。
請求書
業務改善書
販売証明書※ブランド・メーカーが発行するもの
請求書と業務改善書に関しては、簡単に用意することができますが、問題は販売証明書です。
ブランドが発行する正規のものでないと解除することができないので注意しましょう。
※ギャランティーカードで対応した人もいます
しかし、基本的にはメーカーやブランドが正式に発効するものではないと、販売が認められません。
販売証明書は、「弊社の商品を代理で出品してもいいですよ」という書類であり、正規代理店や一次問屋でしか受け取れないものです。
例えば、あなたがNIKEの新品スニーカーを販売してアカスペから真贋調査が来た場合、販売証明書を提出しなければなりません。
それは、購入店舗からもらえるものではなく、メーカーから直接もらわなければならないものです。
しかし、個人はそれをもらえるわけがないので、販売証明書の提出を求められた時点であきらめなければなりません。
Amazonで真贋調査を解除する方法を紹介!
仮に、Amazonから真贋調査が来た場合ですが、解除しないと出品ができなくなります。
そのまま無視してしまうと、新規商品が出品できなかったり、アカウントが閉鎖してしまう可能性もあるので注意しましょう。
※最悪の場合売上金が没収されることも
真贋調査を解除したいと思っているなら、下記の書類を用意しておきましょう。
請求書
領収書
業務改善書
販売証明書※できれば
請求書については、メーカー直で仕入れないと手に入れることができず、ネットショップや家電量販店で仕入れた場合は要注意です!
しかし、その場合は領収書で代用可能なので、用意しておくと良いでしょう。
業務改善書については、真贋調査が来て今後どのような出品をしていけばいいのかを文章にまとめなければなりません。
真贋調査が来た理由から、購入者が安心して商品を購入できるように、Amazon出品を改善していくかを記載しましょう。
※PDFファイルにまとめれば問題ありません
そして、出品制限・出品規制や真贋調査の一番の壁になってくるのが、”販売証明書”です。
前述したとおり、入手難易度が高いので注意したいところです。
ブランド・メーカーによる直接発行
メーカーの一次問屋から発行してもらう
ブランドやメーカーに知り合いがいる人でも、販売証明書をもらうのはかなり厳しいです。
問屋の場合は、まだ可能性がありますが、数年取引実績を積んでいかないともらうことは不可能です。
それに、ネット等で調べて出てくる問屋のほとんどは二次流通市場になるので、販売証明書を発行してもらったところで意味がありません。
アカスペから真贋調査が来れば、事実上アカウントが閉鎖されるということになります。
Amazonの真贋調査が来ないためにできる対策4選!
Amazonで、商品を出品する際、真贋調査が来ることがあります。
解除しないと商品を出品することができませんし、アカウントが閉鎖してしまう可能性もあります。
そうならないためにも、下記の対策を行いましょう。
クレームに発展しないように商品管理を行う
領収書を販売まで保管しておく
真贋調査が来やすい商品は仕入れない
中古せどりをメインで行う
100%抑止できるわけではありませんが、対策にはなるのでしっかり行いたいところです。
それに、ランダムチェックをされない限りは、悪いことをしないと真贋調査が入ることはありません。
クレームに発展しないように商品管理を行う
まず、Amazonの真贋調査はランダムチェック以外はクレームによって発生することがほとんどです。
クレームの理由は様々ですが、偽物商品以外にも下記があります。
商品状態が悪かった(傷・汚れ・ヘコミ)
付属品が欠品していた
注文したものと別の商品が届いた
パッケージが違った
特に、フィギュア等のホビー品は、コレクションしている人も少なくありません。
商品状態はもちろんですが、外箱の状態も重視しているので、チェックしておきたいところです。
https://twitter.com/Today_GFX/status/1248780367978348544?s=20
商品に問題がなくても、このようにAmazonの梱包に問題がある場合、クレームに発展することもあります。
精密機器だと、梱包が雑な場合に破損してしまう可能性もあるので、注意したいところです。
さらに、梱包された商品が全くの別物ということもあり、それがクレームに発展することも少なくありません。
新品だからといって安心せずに、しっかり中身の検品・状態のチェックを行うことが重要です。
領収書を販売まで保管しておく
Amazonの真贋調査では、請求書や領収書の提出を求められることがあります。
用意できなかった場合は、アカスペに対応が移行してしまいます。
領収書に関しては、入手する難易度も高くありませんし、気軽に手に入れることができるので問題ありません。
よく、「レシートじゃダメなの?」という人がいますが、レシートは正規品であるという証明ができません。
そのため、商品を仕入れた際は、領収書を発行してもらうようにしましょう!
仕入れをした後に、領収書を発行してもらいたい場合は、購入した店舗に連絡をすれば発行してもらえる可能性があります。
商品購入時のレシート
購入履歴を証明するもの
これらが、発行時に必要になってくるので注意しましょう!
ただし、中には再発行することができないショップも存在するので、仕入れの時点で受け取ることが重要です。
真贋調査が来やすい商品は仕入れない
事前調査や対策をしたところで、ランダムチェックされてしまえば意味がありません。
新規出品者であれば、標的にされる可能性も高いですからね!
それに、先ほど紹介した人のように、軌道に乗ったところで真贋調査が来るケースも少なくありません。
そのため、最初から新案調査が来づらい商品を仕入れることが重要です。
特に、下記の商品は仕入れないようにしましょう。
偽ブランド品・模造品
家電類※保証書なしのもの
ゲーム機・ゲームソフト※プレミア商品は特に
特に、商標権を無視した商品は、真贋調査が入ることが予想されます。
下記のような正規品かどうか怪しい商品は、安くても仕入れないようにしましょう!
販売されているのは事実ですが、運営に許可を取っているわけでもなければ、模造品として扱われるので真贋調査の対象になりやすいです。
僕は、カメラをメインで仕入れているのですが、真贋調査が来たことは一度もありません(^^)/
https://twitter.com/taketenbai88/status/1247824514584436737?s=20
実際、Amazonで偽ブランド品を販売している人が検挙された例です。
カメラは新品・中古問わず、偽物は存在しませんし、真贋調査が来ることもありません!
そのため、どの商品でも安心して仕入れることができますよ!
カメラ転売については、下記の記事で解説しているので、参考にしてみてください!
https://kameratenbai.net/2020/04/04/camera-tenbai-beginner/
中古せどりをメインで行う
最後に、中古商品をメインで取り扱うという方法です。
こちらは極論になってしまいますが、真贋調査を防止するための一番の対策といえるでしょう。
普段、僕は中古せどりをメインで行っていますが、稀に新品せどりをすることもあります。
しかし、真贋調査が来ないのは下記を満たしているからです。
アカウント解説から1年以上経過している
真贋品を出品していない
中古品をメインで出品している
ただし、中古品だからといって真贋調査が来ないわけではないので注意しましょう。
新品の場合は、アカウント開設から日が浅い場合は、どの商品でも真贋調査が来ます。
※その場合は領収書等を提出して対応しましょう
真贋調査が来てアカウントが停止することを考えたら、一定期間は中古せどりをメインで行ったほうが良いです。
中古せどりをする際は、新品せどりに比べると若干手間がかかりますけどね…
- 商品状態のチェック※傷・汚れ等
- 動作の確認
- 保証書・保証期間のチェック
中古商品は、これらのチェックをしっかり行えば、問題なく商品として扱うことができます。
さらに、商品コンディションや傷・汚れ等を説明文に書くのを忘れずに!
真贋品ではない、”ヘルビ用品、家電用品、カメラ”等であれば真贋調査が来る可能性は低いです。
しかし、先ほど紹介した商標権を無視したような商品は、中古品でも真贋調査が来る可能性があるので注意しましょう!
(例:ゲーム機、メディア関連(海賊版)等)
補足:中古商品でも真贋調査がかかる可能性がある
本来、真贋調査は”新品商品のみ”という認識でした。
しかし、中古商品も例外ではなく、以下の商品を仕入れる際は要注意です。
メディア関連:古本、CD、DVD
ゲーム関連:ゲームソフト、ゲーム機
まず、メディア関連です。
俗にいう海賊版が出回っており、中古品でも真贋調査の対象になります。
僕のコンサル生も同様に、”ワンピース・鬼滅の刃”の単行本を出品したところ、真贋調査が来たようです。
※いずれも中古品
https://twitter.com/kojikiocean/status/1292240673773502465?s=20
https://twitter.com/haro_hekeke/status/1292282664762802177?s=20
僕のコンサル生だけが対象ではなく、どうやら2020年8月9日に一斉に真贋調査が行われたようです。
過去にない事例であり、対策できない人も多いとのこと…
真贋調査をクリアするには、以下の書類が必要になります。
業務改善書類
領収書及び請求書
レシートなどでも対応できますが、商品名が記載されている必要があります。
ブックオフ等で発行されるレシートは、”単C”等としか書かれていないケースが多いので、提出書類としては認められません。
次に、ゲーム関連です。
僕のコンサル生の一人に、最近真贋調査に引っかかった人がいます。
- カメラ関連の商品
- ゲーム機※カプコンのもの
トータルで3つの真贋調査が入ったそうですが、この場合はランダムピック型の可能性が高いです。
Amazonでは、アカウント開設1年未満の人を対象に、どのような商品を出品していても、真贋調査が入る場合があります。
※新品・中古関わらず
このコンサル生の場合は、真贋品が多いゲーム機を仕入れたことが問題ですが、仕入れ先によってはすぐに請求書を発行できるので解除も簡単です(^^)/
まとめ:Amazonの真贋調査が来たら即座に対応しよう
Amazonの真贋調査ですが、アカウントを開設して1年未満の人はランダムで来ることが多いです。
仕入れる段階で、真贋調査が入る商品かどうかチェックすることが重要です。
また、真贋調査は真贋品だからという理由だけで調査が入るわけではありません。
購入者からのクレームで発展することもありますし、メーカーからの通報で発展することもあります。
仮に、真贋調査が来た場合は、下記を提出しなければなりません。
- 請求書、領収書
- 業務改善書
- 販売証明書
最悪の場合、アカウントが閉鎖してしまう可能性もあり、Amazonで出品できなくなるので注意しましょう!
商標を無視したような商品を仕入れた場合は、商標権違反・著作権違反で逮捕される場合も少なくありません…
また、真贋調査が来ないためにも、事前に下記の対策をしておくと良いでしょう。
商品をしっかり確認する
仕入れ時に領収書を発行してもらう
真贋調査が入りやすい商品は仕入れない
中古商品を仕入れる
いずれも、真贋調査が来ないためにできる対策です。
それぞれ把握することで、真贋調査が来る可能性は減るので、安心しましょう!