転売・せどりの悩みを徹底解説!

プロが教えるカメラ転売ブログ

転売で売れない・儲けない商品の特徴を徹底解説します!

「転売で仕入れてはいけない商品の特徴を知りたい!」

「売れない・儲からない商品はどういうもの?」

 

以前の記事では、”売れるのに売れない仕入れ商品”について解説しましたが、今回はそもそも売れない商品について解説します。

転売をしていると、”中々売れないな~”と感じる事もあります、約八年近くカメラ転売をやっている僕でさえたまに思います。

 

カメラ転売は需要があるので、基本的に非常に回転の良い商品は長くても2週間程度、そこそこの回転する商品であれば

一ヶ月半~大きく利益は取れるが回転が悪い商品は、どんなに長くても三ヶ月程度でどの商品も売れるように仕入れを行っています。

一発で5万とか10万の大きな利益を狙って仕入れた高額なカメラが三ヶ月売れない時は等は超焦りますね。笑

 

今回は、転売で儲からない・売れないという悩みを抱えている人向けに、売れない商品の特徴を解説します!

よくわかる解説

モデルチェンジした商品は売れない

コピー品を売ると犯罪

人気がある商品を仕入れる時も注意が必要

転売で儲からない・売れない商品の特徴5選!

僕は、現在ではカメラ転売に特化していますが、昔は”サングラス、アクセサリー”等の転売も一時期行っていたことがあります。

いずれも需要がある商品であり、”つける人”がいれば成り立つビジネスだと思います。

 

カメラ転売に比べるとコストが安かったので、並行して行っていましたが、カメラほど売れるわけでもありませんでした。

そのため、現在ではカメラ転売一本に絞っているのです。

 

売れない商品の特徴

モデル・ブランド改定した商品

そもそも人気がない商品

人気がある商品

完全に壊れている商品(ジャンク品)

偽物・コピー品

 

これらの商品は、仕入れても売れることはほとんどありません。

売れるとしても、儲からない可能性が高いですし、売れるまでに時間がかかるというケースがほとんどです。

 

堅実に稼ぐためにも、しっかり把握しておきたいポイントですね!

モデル・ブランド改定した商品

中古のカメラ転売では、そこまで関係ありませんが、サングラスを仕入れていた時に感じたことです。

新品のカメラでも同様のことがいえますが、フルモデルチェンジをしたり、ブランド改定した商品は売れないことが多く、在庫を多く抱えます。

 

売れるまでに1か月以上かかる

一切儲からない

 

モデルチェンジしたということは、使用感がまだわからないという商品です。

商品というのは、相当なブランドや購買意欲がない限り、口コミなどを見て購入することがほとんど。

 

つまり、商品が売れるまでに時間がかかりますし、回転率が良くないので仕入れには向いていません。

 

 

モノレートのグラフですが、このようなチャートになります。

こちらは、人気ゲーム機の”任天堂Switch"の限定モデル商品。

 

販売当初はブランド名+新商品ということもあって売れていますが、赤枠のところから急に売れなくなっているのがわかるでしょう。

Amazonでは商品レビューが存在しますが、新型商品・フルモデルチェンジした商品は、ほとんどありません。

 

そのため、購入者のレビューを待って商品を購入する人が多く、レビューが付いた時点で商品が売れるようになります。

ちなみに、赤枠移行のグラフは急激に下がっていますが、価格改定や一定数売れたことでレビューが増えたことが、理由として考えられます。

 

波に乗ると、一気に売れ始めるのはいいですが、その時期は商品によって様々ですよね!

 

僕が始めたてのコンサル生に教えるのは、”2週間以内に商品を売り切る”ということです。

在庫として抱える前に、損切りするか薄利で売るかしてとりあえず在庫をなくせと。

とにかく回転重視の仕入れをして貰う事で商品の相場感とリサーチ力をつけて貰っています。

 

売れない期間が長続きすると、結局損切りしてしまうことになりますし、儲からないケースがほとんどだからです。

さらに、フルモデルチェンジをすると、今まで使われていた旧型モデルが一気に安くなることがあります。

 

商品の価格が安くなる

旧型が安くなったから買う人が増える

 

これらの理由から、フルモデルチェンジした商品は一定期間売れなくなるケースが多いのです。

そもそも人気がない商品

日本は、需要と供給で成り立っているのですが、単に需要がない商品は誰も購入しないので、仕入れても無駄です。

まず、売れている商品ですが、モノレートの指標でみると、非常に波がありギザギザしています。

 

 

余程大きな価格変動や、商品の需要がなくなるなどしないと売れなくなることはありません。

こちらは中古カメラのモノレートチャートになりますが、仕入れるには十分の指標といえるでしょう。

 

 

こちらは、売れていない商品であり、一切人気がなくほとんどギザギザしていないことがわかります。

初心者の転売仕入れでよくありがちなのが、モノレートの味方を間違えること。

 

まったく売れない商品を仕入れてしまうということはよくあるので、チャートの見方はしっかり把握しておきましょう。

 

関連記事>>カメラ転売の仕入れでモノレート(物rate)を見る具体的な方法

 

こちらの記事で、モノレートの使い方を説明しているので、参考にしてみてください!

 

人気がある商品

人気がない商品というのは、需要がそもそもないので、売れないことが多いです。

しかし、実は人気がある商品も注意したいポイントであり、売れはするものの”儲からない”という分類に入ります。

 

新品・中古に関わらず、ライバルが大量に仕入れている場合は、相応の武器がないとコンスタントに売ることはできません。
(例:コンディション良好、仕入れ値が格段に安い等)

さらに、”超”人気商品になってくると、値崩れを起こしやすいので、要注意です!

 

平均価格が下がり始めて、値崩れしてしまうと”早く売らないと損する”ということから、無理に値下げをすることがあります。

結果的に、損切に近い形で売ってしまうことになり、結局儲からなくなってしまうのです。

 

相場が下がり始めると、焦って値下げすることはよくありますからね…

 

例えば、こちらの商品。

 

 

一時期社会現象とまでなった、妖怪ウォッチのゼロ式タイプ。

僕には娘がいるのですが、ドハマリして梅田の百貨店に朝から並ばされたのはいい思い出です。笑

 

初回で販売されたものが売り切れて、一時期はプレミア価格がついて1個1万円で販売されていたこともあるほど。

しかし、色々な販売ルートを経て、市場に出回るようになったので価格も抑えめになってきました。

 

現在でもその人気の名残はあり、モノレートを見てもコンスタントに売れていますが、仕入れ時期を間違えると損することもありそうです。

 

 

この場合、2019年3月時点の中古最安値は1,180円ですが、8月時点では450円に下落しています。

状態によって左右される部分もありますが、どの商品にも共通することであり、人気すぎると需要も高まりメーカーが生産を増大します。

 

その後、市場にあふれると価格が下がるというのは自然の流れなのです。

特に、プレミア価格がついて中古品でも高額取引されているような商品は、値崩れしやすいので一時的な儲けしか期待できません。

 

仕入れる場合は、細心の注意をしたほうがよさそうです!

完全に壊れている商品(ジャンク品)

 

主にヤフオクで仕入れることがありますが、ジャンク品も物によっては需要があり利益につながることが多いです。

しかし、ジャンク品の中でもランクが存在し、完全に壊れている使えない商品は、商品になりません。

 

カメラで言うと、部品取りにしか使えないような商品です。
(例:レンズが割れている、電源が一切つかない)

ヤフオク転売の場合は、多少利益になるものの、Amazonで販売するとクレームにつながることが多いので、出品しないのが無難です。

 

変にクレームを入れられても困りますから、堅実に仕入れるべきですね!

 

商品説明で、”ジャンク品なのでご理解ください”と書いていたとしても、読まずに購入するユーザーは非常に多いです。

相手の落ち度でもありますが、出品したこちら側の落ち度でもあるので、結局はクレームと返品につながってしまうわけです。

偽物・コピー品

儲からない・売れないものとして挙げられるものの代表格として、偽物・コピー品が挙げられます。

売れないという以前の問題であり、仕入れるという事に違法性があるので、販売目的の仕入れは犯罪になってしまいます。

 

 

実際に、スタバのスマホケースの模造品を転売して逮捕された人もいます。
(この場合は商標法違反に該当します)

偽物と聞くと、高級ブランド(GUCCI、ロレックス、LV)といったラグジュアリー系の商品を想像する人も少なくありません。

 

しかし、著作権を無視したような商品でも、販売すれば犯罪になってしまうので注意しましょう。

 

”僕は偽物なんて仕入れないから”

 

という人もいると思いますが、知らないうちに仕入れている可能性もあります。

有名なのが、ラグジュアリーブランドの偽物・コピー品なだけであり、実は他の商品でも偽物は存在します。

 

転売をしている人なら、必ず1度は仕入れたことがある人も少なくなく、コンサル生も先日フィギュア転売をして偽物をつかまされたといっていました。

 

 

最近では滅多に見ることも無くなりましたが、一時期はブランドカメラの模造品も販売されていることもありました。

僕は8年近くカメラ転売やっていますが偽物のカメラを掴まされた事はないですね。

 

カメラは精密機械なので同クオリティの商品を作成する事は不可能なんです!

日本のモノ造りは本物なんです。

 

なので見た目は一緒でも中身が全く別物なのでお客さんも気づくので偽物は流通しないんです。

なので偽物が無いカメラ転売は安心できるビジネスなんです。

 

しかし、僅かでも偽物が出回っているという情報を公式サイトがアナウンスしているので、

模造品をつかまないためにも、丁寧にチェックすることが重要です。

 

ヤフオク・メルカリといったサイトで販売されているので、出所がはっきり分かる商品や、ストアから直接購入するようにしましょう。

知らずに仕入れて、相手が偽物だと気づいた場合は、クレームに発展することも多いので注意しましょう。

 

偽物商品は売れないというわけではなく、商標法に違反しているのでアマゾンアカウントが停止することもあります!

転売をして一切儲からなかった商品5選!

僕は、カメラ転売でコンサルを行っていますが、ブログの読者さんからカメラ以外のジャンルの相談も受けます。

カメラ転売以外のジャンルでも、やり方は一緒なので,せどりのアドバイスを無料で行っています。

 

数ある相談の中で、”さすがにこれじゃ売れないよ…”というものがいくらかあったので、紹介していきます!

人気がある商品は儲けも出ますが、落ち目になるのも早いので、注意しておきたいものです。

 

なぜ売れなかったのかも解説するので、必見ですね!

パソコン周辺機器

ランキング形式で紹介するわけではないので、特にどれが売れなかったというわけではなく、相談を受けた中で売れそうになかったものを紹介します!

その知り合いはパソコン関連に詳しかったので、得意ジャンルのパソコン周辺機器の転売を行っていました。

 

カメラを使っている人ならわかりますが、パソコンと繋げるUSBケーブルや、撮影した動画を閲覧するDVDポータブルプレイヤー等です。

その他にも、下記の商品を仕入れていたそうです。

 

ハードディスク

USBメモリ

SDカード

 

ヤフオクで仕入れることが多く、中でも利益率が低く損切り対象になった商品は下記とのこと。

 

 

SONYのポータブルDVDプレイヤーですが、実用性がある商品に見えますよね。

実はあまり需要がない商品だったらしく、売れるまでに時間がかかり、結局マイナス3,000円で損切りしたとのこと。

 

 

モノレートを見ればわかりますが、これなら売れないのも理解できますね。

ビックなブランドなので安心して仕入れても、需要がなければ売れないので仕方ありません。

 

安く仕入れたとしても、売れなければ在庫として抱えるだけですし、無駄金になってしまいますよ~!

 

商品を仕入れる時は、自分の主観ではなく需要を調べることが重要ですね!

アパレル関係の商品

過去に僕もアパレル関係の商品の転売を行っていたので、その関連で相談されたこともあります。

商品によってバラツキがありましたが、売れないものはとことん売れないので、損切をするか数百円の利益で我慢するかという選択に追い込まれることも多かったですね。

 

中古で仕入れることがほとんどですが、サングラスの場合はキズが少しでも入っていると、クレームに発展することもあったので、何かと厄介でした。

 

相談を受けた中で”これは売れないだろ…”と思ったのは、下記の商品。

 

 

釣りやキャンプ、ゴルフといったアウトドアに使用することができるので、需要があるということは明確ですよね。
※言い方を変えるとその層にしか需要がないということ

 

しばらく売れる様子はなく、ほとんど見向きもされない状態だったので、仕入れをしたヤフオクで損切りしたと言っていました。

仕入れ価格が安かったので問題なかったとのことですが、手数料等も含めると500円程度のマイナスになったそうです。

 

 

モノレートを見ても、販売から数か月で購入する人も出品する人もいませんし、需要がないことがわかります。

その子は、まだモノレートの見方がわからないタイプだったので、このくらいのミスは誰しも発生してしまうもの

 

マイナスが数百円で済んでよかったですが、同じ失敗をしないようにしっかりレートの見方をレクチャーしました。

 

需要がない商品を仕入れても、時間とお金が無駄になってしまうだけです!

 

アパレル関係の商品は波があるので、トレンドを把握して転売を行わないと、失敗してしまうケースが多い印象です。

子供のおもちゃ

転売で、損切は少なかったですが、利益につながりにくかったのが子供のおもちゃです。

僕にも娘がいて中古おもちゃの転売を行っていたので、その関連から相談を受けることもありました。

 

中古おもちゃなら、トレンドに関わらず需要があれば売れるので、年末商戦に合わせて仕入れればよいですからね。

ただし、仕入れ時期を間違えると、プラマイゼロになることもありますし、利益が出ても数円にしかならないのでリスクもあります。

 

知り合いの相談の中で、売れなかったという商品は下記のおもちゃ。

 

 

最近のおもちゃは進化しており、アイスクリームやクッキーを作れるようなものまであります。

需要がある商品のように見えますが、売れることはなかったそうです。
※Amazonでは

 

 

モノレートを見ても、結果は悪くありませんでしたが、季節要因が合ったようです。

売れている時期は、4~6月にかけてと12月~1月にかけて。

 

前者は、夏に向けて購入する人が多いことがわかり、後者はクリスマスプレゼントとして購入していることがわかります。

仕入れは10月という中途半端な時期であり、Amazonに出品しても売れなかったとのことで、年齢層を合わせてメルカリに転売。

 

すると、ぎりぎり利益が出たそうですが、100円程度の儲けにしかならなかったとのこと。

この子の場合、おもちゃ転売といういい線はついているので、トレンドさえ分かればしっかり利益を出すことができると思います。

 

トレンドを知っていても、需要がなければ売れないので要注意ですね!

ゲーム関連

おもちゃ関連から派生させて、ゲームの転売をしていたこともあります。

ゲームはトレンドもありますし、おもちゃ転売に似た部分もあるので、同様に相談を受けたことがあります。

 

この商品は、売上に波があり、損切りして大損することもあれば、一気に数千円の利益になるものもあります。

堅実に稼ぐというよりは、ギャンブル性が高い商品だと思ってます。笑

 

相談してきた子は、下記の商品を仕入れたそうです。

 

 

商品を知っている人ならわかると思いますが、”え、なんで儲けが出ないの?”と思ってしまいました。

マリオカートは、超人気商品であり、売れないことはまずありません。

 

 

モノレートグラフを見ても、ぎざぎざしていますし、中古商品でもよく売れていることがわかります。

しかし、出品数を見てみると、平均で148個も出品されています。

 

「仕入れたのはいいんですけどライバルが多くて…」

 

この様な相談を受けたので、損切覚悟でメルカリとかで売ったほうがいいかもしれないというアドバイスをしました。

すると、出品してから1時間程度で売れたそうですが、値下げをしたことにより結果500円の利益しか出なかったそうです。

 

人気商品でも、仕入れ時期を間違えてしまうと、儲からないというケースにもなるので注意したいところです。

ただ、売れ筋を理解しているという点では、惜しい線までいっているので、リサーチをすれば成功する人だと思います。

 

ゲームソフトによっては、人気が去るのが早いものもあるので、トレンドを理解したいところですね!

 

さらに、メーカーが販売価格を調整して、ストア等で安売りされることもあるので、早い段階で売り切ることが重要です!

スマホ関連グッズ

パソコンの周辺機器を仕入れているときに、並行してスマホ関連グッズも仕入れていました。

スマホ関連グッズは、何かと需要があるものが多いですし、安く仕入れることができるので知り合いに紹介したりしています。

 

スマホケース

持ち運び充電器

セルフィーレンズ・セルカ棒

 

相談してきた知り合いは、上記の商品をメインで仕入れていたそうですが、その他にも関連のスマホ機器を横展開していたとこと。

しかし、特に在庫になり損切したという商品は下記でした。

 

 

この知り合いの場合は、損切りした後に”なんで売れなかったんでしょうか”と相談してきたパターンでした。

スマホケースという着眼点は良いですが、新型スマホが出ると徐々に需要がなくなっていくのが現状です。

 

先見の明を考えての手帳型のスマホケースを選んだのは良いことですが、トレンド・モノレートの見方が間違っていたことが失敗した原因でした。

 

 

結局Amazonで売ることができずに、年齢層が低いメルカリで売ったところ出品1週間で売れたとのこと。
※損切りしてマイナス500円ほどだったそう

 

商品を見ればかなり波がありますし、そもそもあまり需要がなさそうなので、個人的には仕入れたくありませんね。

スマホケースだけを仕入れると、このような状況を再三産む可能性があることをアドバイスしておきました。

 

スマホの周辺機器は、充電器でも新型スマホが出ると売れなくなるので要注意ですね!

まとめ

転売で売れない商品について解説しましたが、トレンドやモノレートを見ていれば需要はわかります。

しかし、見方を間違えてしまうと、売れなくなることもありますし、損切りしなければならないこともあるので注意したいところ。

 

僕がカメラ転売をしているのは、儲かる商品を知っているからです。

様々な商品を仕入れてきて、結局カメラ転売が最も利益率が高く、コンスタントに稼ぐことができると思っています。

 

トップのバイヤーやせどらーは、儲からない・売れない商品を知っているのですが、これは経験から生まれたものでしょう。

売れ筋商品を見分ける事としっかりとモノレートやオークファン等で相場を見る事ができれば、売れないということはありませんからね。

 

需要と供給を常に理解して、ユーザーが求めている商品を仕入れることが物販の基本ですよ!
  • B!