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転売で”売れる”商品を仕入れても売れない7つの理由とは?

「売れると思った商品が売れない!」

「転売で仕入れた商品が売れないときの対処法を知りたい!」

 

転売をするときに、”売れるから仕入れた”という商品が、売れないということはよくあります。

特に、転売初心者ならありがちであり、経験が少ないと仕入れ方や販売方法を勘違いしている人も少なくありません。

 

今回は、売れる商品を仕入れたのになぜ売れないのかということを解説します!在庫を抱えてくない人は必見です!

 

よくわかる解説

モノレート・オークファンでチャートを確認するのは基本

売れないのではなく需要がないから

トレンド商品は時期が反れたら売れにくい

転売で売れる商品のリサーチ方法

転売で仕入れた商品が売れないというのは、誰しもがあることなので深く考える必要はありません。

しかし、その状況が継続してしまうと、在庫を抱えるだけなので注意が必要です。

 

Amazon転売をメインに考えると、売れる・売れないという判断は、下記で簡単に行うことができます。

 

モノレート

オークファン

 

これらのツールを使えば、売れ筋を一目で把握することが可能であり、トレンド商品や継続的に売れる商品を見つけることは可能です。

しかし、見方を間違えていたり、利用方法を間違えていたりすると売れないという状況が発生してしまうわけです。

 

便利なツールですが、仕入れ基準を明確にしなければ在庫を抱えるだけです…

 

チャートを参考にして、売れるかどうかを把握する必要があるので、詳しい使い方については下記のページを参考にしてください。

カメラ転売にモノレートを使う際の説明を書いていますが、他の商品の相場を知るための基本も書いているので、オススメです!

 

関連記事>>カメラ転売の仕入れでモノレート(物rate)を見る具体的な方法

 

既にモノレートを使っている人や、まだ使っていない人は、間違った仕入れ方をしないためにも”絶対に”確認してください。

本来売れる商品が売れない7つの理由

転売で商品が売れないというのは、転売初心者にありがちな問題です。

多少、転売に慣れてくると、在庫を抱えることも少なくなり、手元に何も残らない状態になります。

 

しかし、いくら”売れる商品”を仕入れたとしても、下記の理由があれば売れない状況が作り上げられます。

 

新規出品者

競合・ライバルが多い

商品のトレンドが変わり売れ筋が反れている

価格がそもそも高い

同じ商品をまとめて仕入れている

商品説明に信頼性がない

仕入れの段階で間違っている

 

どれも、商品が売れない状況を作り出すので、早急に改善したいポイントです。

また、”売れる”という定義は、モノレート等を見て判断すると思いますが、あくまでも独自の見解。

 

世間の”売れる”という認識とかけ離れている場合は、トレンドの商品でも売れないという状況ができてしまうのです。

 

在庫を抱えないためにも、売れない理由を明確にしましょう!

新規出品者

転売をすることになった場合ですが、基本的にはヤフオク・Amazonを使うことがメインになります。

しかし、出品して初期の段階では、評価もついていないような新規出品者という位置づけになります。

 

 

こちらは、Amazon転売を始めて間もないアカウントであり、転売実績はわずか1品しかありません。

100%の評価を受けていますが、評価が低いと本当に安心できるのかどうか、購入ユーザーは不安に思います。

 

この場合は、新規出品者というのを脱出するために、積極的に商品を販売して、利益を稼ぐというのが重要です。

僕に限らず、他の転売プレイヤーも、最初は初心者で同じ道を歩んできました。

 

 

法人化した今では、多くのお客様から満足いただけるような口コミをもらっており、売れる商品を仕入れれば数日で売れるというのを実現しています。

いくら売れる商品を仕入れても、信頼がないことには”売れない”という状況を作り上げてしまうのです。

 

本当に人気がある商品なら別ですが、”そこそこ”売れる程度の商品では、ユーザーの信頼を勝ち取ってからですね!

 

しかし、新規出品者=商品が売れないというわけではありません。

Amazonでは、価格帯とコンディションを選択することができるのですが、競合に負けない価格帯とコンディションで販売すれば、新規出品者でも売れます。

 

コンディションが”良い”もので、周りよりも安い商品があれば、ユーザーもそちらを選ぶことでしょう。

売れにくいというのは事実ですが、品薄になればなるほど、売れる可能性も高まります。

競合・ライバルが多い

仕入れる商品によっては、数多くの出品者が存在し、売れる商品でも競合やライバルが多ければ、売れないということもよくあります。

例えば、下記の商品。

 

 

これは、”Nikon COOLOIX B500"というデジタルカメラであり、カメラとしての需要が非常に高く、売れる商品として紹介できます。

しかし、このように競合が多いというのが現状であり、2019年10月の時点で62人がこの商品を出品しています。

 

売れる商品というのはわかりますが、マーケティング方法としてAmazonで転売するのは間違っているといえるでしょう。

FBA出品者も多いですし、在庫数も多いということを考慮すると、相当な時間がかかります。

 

それでも、”売れている商品だから仕入れたい”と思うなら、状況を判断して仕入れるようにしましょう。

 

損切覚悟で価格を下げる

コンディションが良い商品を仕入れる

損益分岐を把握する

 

普通の商品とは異なるので、このくらいのリスクは抱えなければなりません。

とにかく収益がほしい場合は、損益分岐を計算して、利益が出る最安値を出しましょう。

 

最安値を目安に価格帯を下げていき、競合に劣らない程度の価格を追求すると良いです。

 

購買心理を考えると、”質が良くて安い商品”を求めていますからね!

 

あるいは、一気に値下げをして周りと差をつけて売るという方法もあります。

そのためには、少しでも状態が良いものを仕入れることが重要であり、できれば新古品がベストです。

補足:気長に待つという方法もある

競合やライバルが多い場合は、売れるまでに時間がかかることがあるので、施策を考えなければなりません。

赤字覚悟で価格を下げて、薄利多売するという方法もありますが、転売では現実的ではないです。

 

ある程度資金に余裕があって、値下げをする必要がないなら、売れるまで待つという方法も施策の一つ。

需要がある商品の場合は、競合が多かったとしても、平均的な価格帯で販売すれば問題なく売れます。

 

状況に合わせて仕入れをして転売するのが、在庫を抱えない一番の方法ですね!

 

しかし、ライバルや競合の価格も常に一定で販売しているわけではないので、リサーチしながら仕入れることです。

仕入れた場合は、価格帯を常に把握して、値下げの有無を考えると良いでしょう。

商品のトレンドが変わり売れ筋が反れている

売れる商品を仕入れたとしても、Amazon転売で”回転率が悪い商品”を仕入れた場合は、売れないという状況に陥ってしまいます。

少しでも利益を出したいと思っている人や、資金に余裕がない人は、1か月スパンで在庫を一切抱えない”超”売れ筋商品を仕入れるようにしましょう。

 

さらに、価格帯に関しては、最安値で販売できるように心がけて、薄利多売でしたほうが入金額は増えます。

回転率が悪い商品を仕入れる場合は、資産に余裕ができてからにすると良いでしょう。

 

売れる商品があるのに、わざわざ回転率が悪い商品を仕入れる必要はありませんよ!

 

それまでは、回転率が速くて売れる商品を仕入れて、転売することが重要です。

補足:回転率が悪い商品とは?

転売をするときは、利益率か回転率を取ることになります。

僕個人の観点からすると、利益率はさほど意識しておらず、回転率が早くて需要がある商品を仕入れたほうが良いと思っています。

 

一つの商品仕入れに30万円かかったとして、31万円の利益が出たとします。
※諸費用を引くともう少し安くなります

利益率は約3%ですが、一回転売をするだけで1万円の利益が出るのはかなり大きいです。

 

 

例えば、こちらの商品ですが、価格帯は8万円~15万円と非常に差があります。

新品で15万円程度ですが、中古の美品でも8万円程度で売れる商品です。

 

しかし、価格が高いことが影響して、1~2万円台のカメラに比べると回転率は悪く、頻繁に売れる商品ではありません。

カメラは”写真を撮る人”がいるので、多少需要がありますし、お金を払ってでも買いたいという人がいる商品です。

 

初心者で失敗しがちなのが、”回転率も悪く需要がない商品”を仕入れてしまうこと。

回転率が悪い商品を仕入れるなというわけではなく、売れない商品を仕入れるなということを僕は言いたいです。

価格がそもそも高い

売れる商品を仕入れているのに、売れない場合は価格設定を誤っている可能性があります。

価格帯というのはユーザーの需要によって常に変化しますし、定期的に見ておかないと対応することはできません。

 

例えば、Amazonで売れる商品を仕入れたとして、平均的な価格帯が1万円程度だとします。

ユーザーが購入する平均的な価格帯が1万円なだけであり、人によっては高いという人も少なくありません。

 

”人気商品なのに売れない”という人は、ヤフオクやメルカリ等の相場を見てみると良いでしょう。

そちらのほうが安く出品されている場合は、ユーザーが流れている可能性すら考えられるのです。

 

複数の転売先を確保しなければならないのは、これが関係しているわけですね!

 

また、商品の相場を調べる時はモノレートを使うことがほとんどですが、売れる商品を仕入れて最安値待機しても、売れないことがあります。

この場合、もう一度モノレートを見て商品相場を確認してみると、答えが見つかるでしょう。

 

ランキンググラフを見るのも重要ですが、それだけを見て商品を仕入れたとしても、価格帯と需要は比例するように下がっていきます。

このミスマッチを避けたいなら、過去の最安値をチェックして、価格が上がったときでも売れているかを確認しましょう。

 

相場の関係から一時的に価格が上がることもあるので、その時はすぐ元に戻りますよ!

 

直近の最安値だけを見て仕入れを行い、出品すると間違いなく在庫を抱えて失敗するので要注意です。

同じ商品をまとめて仕入れている

商品を仕入れる際ですが、同じ商品をまとめて仕入れるのはあまりオススメしません。

トレンドは変わりますし、前月売れるのに1か月しかかからなかった商品も、次月は2か月、3か月かかることはよくあります。

 

同じ商品を仕入れている場合は、トレンドが変わった瞬間に売れなくなるので、損切をする等しなければ在庫は処分できません。

たまたま仕入れた商品が売れなかったという場合なら仕方ありませんが、数個売れたからといって”この商品を仕入れれば売れる!”と一気に仕入れてしまうと、売れるのに時間がかかります。

 

程よく商品を仕入れていくことが、在庫を抱えない一番の対策かもしれませんね!

 

在庫を抱えやすい商品

トレンド商品(キャラクターグッズ、美容グッズ)

ブランド品

アパレル商品

 

特に、トレンド商品は一時的な人気であり、芸人で言う”一発屋”という感覚なので、仕入れ時期を間違えると大量の在庫を抱えます。

世間一般的に、”この商品が流行しています”という時に仕入れるのは、遅いです。

 

価格も高いですし、転売するとしても少額の利益しか手に入らないので、複数の商品を分散して仕入れるほうが堅実的です。

商品説明に信頼性がない

購買者心理として、商品説明がないようなものは、購入する際に不安になってしまいます。

本当に欲しい商品の場合は、事前に調べて購入するので、カートに入った時点で購入につながるのがほとんど。

 

しかし、その商品が中古だった場合は、大きく異なります。

売れる商品を安く仕入れて、最安値で出品しているのに売れないという場合は、商品説明が雑なことが理由として考えられるでしょう。

 

書くのが面倒だから書かない

他の商品説明の引用

 

これで代用している内は、一生売れることはありませんよ。

中古品ということは、何か”欠陥がある”かもしれない商品なので、明記されないとユーザーは不安になってしまいます。

 

 

先ほどのカメラを例に挙げると、新品ではなく中古品として出品しています。

コンディションは”非常に良い”にしていますが、中古品ということもあって状態を明記しています。

 

ここまで徹底していると、多少商品が高かったとしても売れることは多いです。

僕の場合は、評価もあるので信頼と実績の元で成り立っていると思います。

 

しかし、転売初心者の場合は、実績や評価が薄いことから、商品説明をしっかり書いておかないと売れない可能性もあるのです。

 

商品の状態全てにコメントする必要はなさそうですが、ユーザーが購入したくなる文章を書くべきですね!

 

テンプレートを書いておくと便利であり、僕は中古品をメインで転売しているので、下記の内容をパソコンに保存しています。

 

【外観】○○

【光学系】○○

【機能・動作】○○

【同梱品】○○

【保証】〇か月

 

これを用意していれば、商品説明を書くときに、あとはテンプレートに沿って入力するだけです。

さらに、他よりも高く売りたい場合は、”特記”として補足をしています。

 

この商品に限ったことではありませんが、万が一初期不良があった場合は購入後1か月以内のみ返品返金対応を行うと書いています。

中古品を買う場合は、このような保証というのはマストだと思うので、必ず含めておきたいポイントです。

 

数ある商品の中から、自分の商品を選んでもらうためには、価格帯やコンディションだけではなく、商品説明でも差をつけましょう!

書くことで購入率も上がるので、商品が売れない場合は一度見直してみましょう!

仕入れの段階で間違っている

売れる商品だと思って仕入れても、何故か売れないということはあります。

これは、二つのパターンが考えられます。

 

トレンドが終了した

単に自分の商品が注目されていないだけ

 

商品仕入れをする際ですが、直近のトレンドを把握してから仕入れる場合もあれば、ロングテール(3か月以上)で売れている商品を仕入れる場合があります。

前者の場合は、仕入れて最安値で販売すれば売れますが、後者の場合は仕入れた時点でトレンドが去っている可能性があります。

 

https://twitter.com/taketenbai88/status/1128567534750298113?s=20

 

例えば、現在空前絶後の韓国ブームであり、向こうではやったものが日本に輸入されてトレンドになっています。

中でも、タピオカブームというのはいつ終わるのか見ものですよね。

 

転売でも同様に、トレンドだといって商品を仕入れると、トレンドが去ったときにいきなり売れなくなります。

仕入れの段階で誤って仕入れていると、大量に仕入れた在庫も損切りして赤字案件になってしまうことも少なくありません。

 

先見の明で商品を仕入れないと、失敗する可能性があるということですね!

 

しかし、一度流行した商品というのは、その時期に流行っているだけで、トレンドが去ったからといってまったく売れないわけではありません。

人気が落ち着いてくれば、ピーク時に比べると売れなくなるものの、待てば売れることが予測されます。

まとめ:転売した商品が売れないのは色々な理由がある

転売をしている人や、転売を始める人向けに、売れるのに売れない理由について解説しました。

仮に、あなたが転売を考えているなら、商品のトレンドを理解することも重要ですが、購入者の気持ちを考えることも重要です。

 

僕がカメラ転売をしている理由ですが、いつになっても”写真”というものは需要があるからです。

スマホカメラの画質も一眼レフ並みになっていますが、リアルな写真を撮るには一眼にかないません。

 

写真を撮る人がいる限り、カメラの需要はなくなりませんし、多少損切り覚悟で価格を落としても、堅実に利益が出る商品です。

 

世の中は需要と供給で成り立っていますからね!

 

あなたが今仕入れていて売れるのに売れない商品。

それは、果たして本当に需要がある商品なのでしょうか。

 

以前、youtubeでとある動画を見ていた時の話を最後しますが、モノレートの使い方について解説している動画でした。

そこでは、”モノレートで売れている履歴があるから”といって、成人男性の背中くらいの大きさの中国時計を仕入れていたのです。

 

個人的にその動画を見て思ったのは、”こんな商品絶対売れないだろ”ということです。

世間一般的に考えて、中国時計を買いたいという気持ちに僕はなりませんし、需要があると到底思えませんでした。

 

一部の人には需要がありますが、目に留まらなければ無駄な在庫として抱えてしまうので、頻繁に購入される需要がある商品のほうが良いのです。

事実、商品名を検索して調べてみましたが、2019年現在でも商品は売れていませんでした。

 

何事も、需要がある商品を仕入れなければ転売では売れない在庫ばかり抱えてしまうわけですね!
  • B!